物語が紡がれるリング(ハーフエタニティ)

写真のリングは「HIROUMI ハーフエタニティーリング」です。

ハーフエタ3本

昨年秋の新作として、エタニティーリングを企画するにあたって、一番に考えたのは・・・

「物語を紡いでいただけるようなリング」と、いうことです。

至ってシンプル。
3mm、2.5mm、2mm幅のリングで、選りすぐったメレーダイヤをそれぞれに合った大きさで、リングの半分よりちょっと下まで留めています。

こだわりは裏取りです。
3㎜幅、2.5mm幅はダイヤの裏を『木の葉型』に糸鋸で窓を空けたように抜いています。
裏取りとは、この「窓を開ける」技法のことですが、形はドリルで開けた○穴のままであったり、手を掛けても□であったりですが、ここはアトリエのこだわりの部分で・・・

「見えないところも美しく」の精神が『木の葉型』となってあらわれております。

リング裏側(裏取り)
ちなみに、2mm幅のリングの場合、幅が狭いリングのため裏取りをしてしまうと指へのはめ心地、馴染みが悪くなってしまいますので、あえて開けておりません。
ですが、十分な輝きをたたえたリングとなっております。
それは、裏からの明りがもたらされなくても、ダイヤの留っている石座の裏まで磨き上げて留めているため、しっかり反射した光がダイヤを照らしてくれるからです。

と、色々アトリエヒロウミらしいこだわりを持って作っているのは当たり前のことですが、ではこのリングをどのような方が、どのような場で身に着けていただくことを想定して企画したかと申しますと・・・

どなたにも、シーンを問わず身に着けていただけるようなリングにしたかったのです。
だからこそのシンプルさと隠し技が効いているリングです。

贈り物としても、記念の品としても、エンゲージとしても、ご自分へのご褒美リングとしてというのも素敵ですね♪
最近は「セカンドマリッジ」といって、ご結婚何十周年かに新しいマリッジを交換されるとうのも聞きますが、そういった重みのあるリングにもふさわしいのではと自負しております。

他のリングと重ねていただいた際にも、エタニティーのリングの側面に丸みを持たせ、他のリングにダイヤが当たらないように配慮いたしておりますので、色々な着けこなしを楽しんでいただけます。

エンゲージリングとしても、一粒石とはまた違った存在感を味わっていただけます。

目先の可愛いデザインではないので、時を経ても色褪せない「共に物語を紡いでいただける」リングとしてお作りいたしました。

フルエタニティーにしておりませんのも、ダイヤを極力傷付けないように、日常生活でよく当たりそうな部分を地金にしておきたかったことや、はめ心地 の良さを考え厚みを調整している事もございます。そして長い時を経てサイズが変わってもお直しすることができるように考えてのことです。

10年、20年、30年と・・・
何十年も共に人生を重ねて、さらに次世代へも物語を紡いでいけるジュエリー。

HIROUMIではハーフエタニティーに限らず、そんな価値をゆだねていただけるジュエリーのみを一つ一つ作り上げて参りたいと思います。

時間がかかるため、多くを作れないことが悩みの種ではありますが。

HIROUMI jewellery [blog]

「HIROUMI」は、創業1930年よりハイジュエリー制作で歴史を積み重ね、常に時代に残る上質なジュエリーを求め、作り続けているジュエラーです。 親子三代にわたり、伝統に培われた技術とオートクチュールジュエリー制作で培った感性で、ハイジュエリーからマリッジリングまで、等しく想いをこめて制作しております。
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