「オリジナルジュエリー」カテゴリーアーカイブ

カラーストーンのリモデルリングが完成

以前お預かりしていた大きなカラーストーンのリモデルが完成しました。

色石のカラーを写真で再現するのは本当に難しいですね。

実物はもっと緑がかったオリーブグリーンです。

ダイヤモンドで取り巻いただけでも、おすましで美しくはあるのですが、もう少しモダンな面白みも出せたらとカラーサファイヤで色を添えてみました。

デザインはいたってシンプルな二重取り巻きというものですが、カラーが添えられることでぐっとモダンな印象にまとまりました。

元のバレリーナと呼ばれるテーパーダイヤの取り巻きとは随分イメージが変わりました。

メレサイズの色石でカットの美しいテリの良いものを色合いも揃えて集めるのは至難ですが、今回は良いタイミングで手に入ったので、考えていたクオリティのカラーサファイヤを添えることができました。

ハイジュエリーのリモデルも、デザインや脇石選びからご対応いたしております。

こちらはほんの一例です。

HIROUMI本社アトリエでは、様々なリモデルのご相談に応じておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

和光ブライダルブティックギンザ ご相談会のお知らせ

【ヒロウミ マリッジリングカスタマイズオーダー会】
3 月 26 日(土)、27 日(日)の 2 日間限定で廣海貴晴が和光ブライダルブティックギンザにて
直接マリッジリングのカスタマイズオーダーを承る、ヒロウミマリッジリングカスタマイ
ズオーダー会を開催いたします。
マリッジリングをご検討中の方は是非この機会にお越しください。
つくり手本人に理想のデザインをご相談していただきながら、お二人だけのこだわりの詰まったマリッジリング作りのお手伝いをいたします。


◎事前予約制となっています。ご予約枠に関しては和光ブライダルブティックギンザに直
接お問い合わせください。
TEL(03)3562-3822
〒104-0061 東京都中央区銀座 4 丁目 4-7
和光ブライダルブティックギンザ

HIROUMIハーフエタニティ ゴールドバージョン♪

定番人気の彫り留めタイプのハーフエタニティHE30Aですが、本日はK18イエロ-ゴールドバージョンもご紹介させていただきます。

いつものPt950だとクールなダイヤの煌きをお楽しみいただけて、K18イエローゴールドは少しあたたかみを感じていただける色合い。

普段お使いのジュエリーや肌に合う色味がゴールドという方にもお勧めです。プラチナジュエリーとの重ね付けや他のプラチナやゴールドアイテムとのミックスコーデネートも素敵だと思います。

この他にK18ピンクゴールドでもお仕立ていたしております。

ご注文により、オーダーメイドでお作りさせていただいておりますので地金変更もご随意です。

写真以外のモデルもどうぞ御覧ください♪

お近くの店舗でのご試着もどうぞ♪

【HIROUMI ハーフエタニティ取り扱い店 】
(山形県) ヴェルティー 山形店TEL(023)625-5151
(東京都) 和光 ブライダルブティックギンザ TEL(03)3562-3822
(静岡県) タカラ堂 TEL(054)254-0141(代)
(愛知県) 松坂屋名古屋店 北館5階宝石サロンTEL(052)264-2843(直)
(大阪府) HIROUMI 本社アトリエ TEL(06)6771-6380
(福岡県) DITIQUE(ディティーク)TEL(093)562-8900
(大分県) Jewelry miite(ジュエリーミーテ)TEL(0979)24-1450

ファミリージュエリーの一つの形

曾祖母様からのリングは、一部のメレダイヤを曾孫ご夫妻のマリッジリングに託され、残されたリングは、リングとペンダントに生まれ変わりました。

石座の爪をすべてレーザー溶接で補強し、バチカンになる丸カンも溶接し、表も裏も磨き上げ、再びダイアモンドを留めました。

1カラット以上あるダイヤモンドで、お尻の座りが大きめなアンティークで見かけるようなシルエットのペアシェイプの形が趣を感じさせてくれる、シンプルだけれど美しいダイヤモンドペンダントに仕立て上げられたかと思います。

しばらくは曾祖母様からは孫に当たられるお母様の胸元に輝き、ゆくゆくはお孫様に譲られるような時がきても、時代を超えてどの年代の方にお着けいただいてもさり気なく馴染む設えになりました。

ペアシェイプの石座とメレを外した部分を切り離したリングは、ひび割れの補修や変形直し、動いていたメレダイヤを留め直し、磨き上げました。着けていただくと緩いカーブのあるシンプルなダイヤモンドリングですがボリュームもあるしっかりした存在感のあるリングですので、マダム世代のお母様の普段使いのリングとしても、重ね着けなどもしやすいリングに仕上がりました。

どちらのジュエリーもまた次の世代に受け継いてこれからも長くご愛用いただけるものにできたかと思います。

今回は曾祖母様からお祖母さまが受け継がれでご愛用になられたジュエリーをお母様、お孫様へ受け継いでいく、そんなファミリージュエリーの歴史を紡ぐお手伝いをさせていただきました。

ジュエリーは人よりずっと長生きなものですから、新しくお作りさせていただく時でも、次世代に受け継いでいただけるような時代や世代を超えてご愛用いただけるお品をと心掛けてお作りしています。

ファミリージュエリーの行方

さて、前回曾祖母様から伝わるリングをメレダイヤを3ピース使った曾孫様ご夫妻のマリッジリングが完成しまして、残りのリングは使わす仕舞い込まれることに…。
それはもったいないので、通常は承らないリモデル方法ですが、今回はそのまま元のリングを残して、ペアシェイプダイヤは石枠ごとペンダントに仕立てるご提案を致しました。

リングは画像処理で他の部分を除くとこんな感じのウェーブリングに

ペアシェイプダイヤモンドでのペンダントはバチカンありのタイプか、小さな丸カンのタイプをデザイン画でのご提案。

Aタイプに決まりました♪

 

古いリングで長くご愛用されているものですと、色んな部分の損傷が出てきています。

リングの歪みやそれに伴うひび割れもあり。

ロウが枯れて今にも爪が外れそうな状態。

リング部分と切り分けて、ダイヤモンドを外し1箇所ずつレーザー溶接で修復していきました。

ジュエリーの作りだけのお話ですとダイヤだけ残して作り変える方が良いわけですし、通常のリモデルや修理では他の方が作ったジュエリーの修復は基本的に致しておりませんが、曾祖母様からの思い出もご家族の想いも籠もったリングでしたので、今回は特別にそのお気持ちに寄り添う形でのリモデルを行わせていただきました。

 

ファミリージュエリー

ジュエリーの歴史が日本よりも古い西洋には、ジュエリーや宝石を家族代々受け継いでいくという習慣があるそうです。

ファミリージュエリーと呼ばれて、例えば花嫁に贈られるエンゲージリングのダイヤモンドは花婿のお家に代々伝わるダイヤモンドを使ってとか姿や形を変えることはあれども、何代にも渡って譲り受け、贈り渡していくようなもの。

イギリスのエリザベス女王がフィリップ殿下から贈られたエンゲージリングも、フィリップ殿下の母アリス妃が結婚する際に遠縁にあたる最後のロシア皇帝ニコライ2世と妻のアレクサンドラ王妃から贈られたティアラから外された3カラットのダイヤモンドを使ったものだそうです。

ジュエリーの歴史が浅い日本においては、おそらく広く一般的にジュエリーを身に着けるようになって3~4世代程度かと思いますので、家に代々伝わるとまでは言えなくても、お祖母様から譲られたもの、お母様から譲られたもの、結婚に際しお嫁さんに贈られるエンゲージに元はお母様のエンゲージリングのダイヤを使ってなどはよくあるご様子で、私共でもリモデルで手がけさせていただく機会が結構ございます。

今回はまず、お孫様のご結婚に際し、曾祖母様からお祖母様へ受け継がれ長年愛用されたリングのダイヤモンドの一部を使いたいというご相談でした。

何度もご相談を重ねて、マリッジリングのベースはCollection No.11のペアで峰にピンクゴールドのラインをあしらい、お孫様には通常のダイアの留め位置に曾祖母様のダイヤを2ピース加え、ご主人様にはリングの内側に1ピースを秘め、新しいご家族の繋がりが生まれました。

さて、ではダイヤが3ピース抜けた残りのリングをどうするのか?

センターストーンは1カラット以上ある品で、ヴィンテージジュエリー等に見られる座りの大きな古いタイプのカットですごく趣のあるペアシェイプ。メレダイヤの並んだリング部分だけでもしっかりボリュームのあるリングです。このまま仕舞ってしまい眠らせておくのはとてももったいないです。

石だけを外して丸ごと新しいジュエリーにということもできますが、曾祖母様からお祖母様へ譲られ半世紀以上ご愛用だったそうでご家族はとても思い入れを持っていらっしゃるお品。

そういったご事情を鑑み、いつもなら使わない手法で新しくご家族に身に着けていただけるジュエリーにリモデルさせていただきました。

詳しくは次回ご紹介します。

スリーストーンリングに生まれ変わりました♪

前回ご紹介した立爪リングとピアスは、こちらのスリーストーンリングに生まれ変わりました。

ピアスのダイヤモンドもとても上質なものでしたので、センターストーンを引き立てつつ美しい輝きを添えてくれました。

 

エンゲージリングからリングへのリモデルは、メレダイヤを取り巻いて華やかなものというのもありですが、華やか過ぎて着けて「出掛けるシーンを選んでしまいそう…」と尻込みされる方もいらっしゃいます。

かと言ってカジュアルなファッションリング風に仕立てるのも「せっかくの良いダイヤをファッションリングにするのももったいないかしら…」と迷われたり。

そんな方にはこのスリーストーンタイプは本当にお勧めです。華やかな存在感はありながら、スッキリした印象の正統派ジュエリーです。

ダイヤの高さのバランス、爪の位置や形状、リングの太さや絞り具合のバアランスなど、すべて計算し尽くしてお仕立てしています。

例えばセンターストーンだけをお持ちでしたら、サイドストーンはこちらでご用意することもできますし、もう2石足してグラデーション並べで5ストーンリングに仕立てるのも素敵です。

 

こだわりのペンダント

最近はダイヤモンドをご自分でご購入されて、お好きなデザインで作りたいというニーズも多いようです。

元々オーダーメイドの一点物は得意ですが、メーカーさんからのオーダーですと、ラフ画で大まかなデザイン確認をして後の細かなリング幅だとか石留めの爪の大きさや位置、高さなどは弊社の匙加減でお任せという場合が殆どです。

それは長年の信頼関係と、弊社の作りがどんなものかをよくわかってくださっているからのこと。

一般の方で初めてのオーダーメイド、どこに頼んだら良いのかと探されて弊社に辿り着いてくださった方、またご遠方で品物を送っていただいてメールでのやり取りでデザイン打ち合わせでとなるととても不安なことかと思います。私共ではお客様の意向を汲みつつデザインを起こして参りますが、ダイヤも向きはこちらの方がインクルージョンが目立たない、細かな設えの部分はこうした方がダイヤをより輝かせることができるといったプロの目からのご提案を交えつつ、お客様のご希望をご一緒に理想形にまとめあげ、ご満足いただけるジュエリーにお仕立てさせていただいております。

お写真のお品も、お客様のお好みのアンティークテイストの表情を取り入れて、いろんなチェーンやカラビナでも使える大きめなシンプルバチカンをセット。アンティークな設えのままだと、裏はホイルバックなどで塞いだ形状に仕立てられているものなのですが…

しっかり明かりを取り入れられるようスリットを入れて、そして肌当たりよく丸みは持たせつつ、安定する形状に組み立てました。

セットする宝石の美しさをさらに映えさせること、着け心地の良さについてはお任せください。

裏まで綺麗。どこを見ていただいても綺麗なお仕立てを心掛けています。と、言うよりこれが普通だと思っています。

どなたにとっても、ジュエリーをオーダーするというのは敷居も高く不安もいっぱい、お気軽にというものではないでしょうが、「HIROUMIなら任せて安心、思っていた以上の出来栄え」と思っていただけるものしかお仕立てしませんので、どうぞ安心してご相談ください。

メリークリスマス♪

皆様の元へたくさんの幸せが訪れますように。

毎年クリスマスカードには、今年制作させていただいたジュエリーのいくつかに代表してご出演いただいております。

クリスマス前後は年内最後の納品に追われ慌ただしく過ぎて、あっという間に「えっ?もうお正月?!」が恒例です。

様々に厳しい状況の今年も何とかつつがなく、忙しい日常を過ごさせていただけましたのは、ひとえに私共にオーダーしてくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。

どんな時も、皆様のお心を明るく照らしてくれるようなジュエリーを心を込めてお届けして參ります。

 

 

 

拘りのファッションリングとして

マリッジコレクションの中からお選びいただいて、ダイヤモンドダストのアレンジを加えてのオーダーです。

 

私共の作りのこだわりや、鍛造でしっかり叩きしめてお作りしていること、1本ずつその方のためだけにお作りしているリング。

実は男性の方からご支持いただくことも多いのです。

マリッジで初めてリングを着けられるという男性も、私共のリングの指に負担のない着け心地に驚かれます。

ファッションリングとしても、拘りを持ってお選びくださっています。

もちろん、お望みのままのデザインでのフルオーダーも承っております。

ぜひHIROUMIマリッジコレクション取り扱い各店でご相談下さい。

 

ブレスレットの動画も撮ってみました♪

ブレスレットのキラキラ具合をお届けしたくて動画も撮影してみました☆
オーダーいただいた期待に添えるようにと一つ一つ丁寧に制作しております。


リフォームのご相談はHIROUMIまで

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ブレスレットの完成♪

さて、やっと完成した姿のお披露目です。

前回石留め前の姿をご紹介したパーツはメレダイヤ、カレダイヤを交互に留めて

大きなキャラ石をセンターに。贅沢なブレスレットが完成致しました。

重厚過ぎず、カジュアルにもお着けいただけるように、お客様のお肌に馴染むK18ピンクゴールドでお仕立てしました。

実は…元の姿はこちらのリング2本

お母様から譲られた古いリングのダイヤを使ってのリモデルでした。
普段はアクセサリーをお着けにならず、リングは苦手というお客様が、いつも着けていられるようなブレスレットにと、いくつもデザインを描いてご相談の結果が完成品の姿です。


古いリングなどからのリモデルの場合、どうしても石の欠けや傷があったりしますので、新品のルースをご用意する場合とは違い、欠陥カバーなども臨機応変に対応するスキルが必要になってきます。


今回のデザインも、角ダイヤの角をカバーできるようにバー状の爪で角ダイヤの2辺を隠しつつ、デザインのアクセントになるように気をつけました。
 
いかがでしたでしょうか?
ソリテールリングからのリモデルは、気軽で完成形をイメージしやすい一粒石ペンダントでのご依頼が多いのですが、デザイナーとご一緒にあなたらしいデザインを模索するジュエリーリモデルもお楽しみいただけます。
 
リモデルのご相談、お問い合わせはHIROUMI本社アトリエまで、お気軽にどうぞ♪

和光ブライダルご相談会♪

和光ブライダルブティックギンザにて、HIROUMIブライダルジュエリーご相談会開催
日程は11月13日(土)14日(日)
両日共、予約枠はわずかですが空きがあります。
廣海貴晴が店頭に參りますので、この機会に是非どうぞ♪

ご予約・お問い合わせ
和光ブライダルブティックギンザ
(03)3562-3822
〒104-0061 中央区銀座4丁目4-7

鑑定書もご用意できます♪

お祖母様から譲られたダイヤモンドリングをリモデルご希望でお預かりました。

古いものだとご購入時に添えられたいたダイヤモンドの鑑定書が紛失してしまっていて…というのは、よくあることです。

リング枠から取り外したこのタイミングで、ご希望があれば鑑定に出して鑑定書をご用意することもできます。


鑑定書は特になくてもジュエリーとしてお使いいただく上で困ることはありませんが、もしもいつかまたお子様に受け継がれるような機会が訪れた時などに、ご一緒にお渡しいただける品質証明として鑑定書がある方がご安心かも知れませんね。

ジュエリーや宝石は何代も受け継いでいただけるものですから。

ひと粒ずつ集めて

お客様が何年もかけて、一粒ずつ集めて来られた大事なルースをお預かりしました。
最初にオーダー制作のご相談をいただいたのは確か5年ほど前。

その後すぐには具体的なお話が進んでいなかったのですが、「やっとルースが揃った」とのことで数年ぶりにご連絡を頂戴してお預かりしたものが、この見事に揃えられたルースたちです。


お客様の理想のデザインがあり、それに見合う形状やクオリティーのルースを何年も掛けて集められて来られたもの。
一言にペアシェイプカット、マーキスカットといっても細長いもの、丸みの強いもの、それぞれのカット面の形状など実は随分違いがあり、それを揃えてペアを組むのは、一粒ピアスの2ピースでもかなりの数のピースの中から探し出して揃えることになります。
何ピースもあって、それをまたペアで組むのは、正直気の遠くなるようなお話です。
よほどの情熱を傾けなければ、これだけの数を揃えて集めることはできません。

そのお客様の情熱にお応えできるよう、精一杯に仕立て上げて参ります。