名古屋へ出掛けてきました

先日いただいた「素晴らしい本」に掲載されているヒストリックリングの展示会がMIKIMOTO名古屋店さんで行われていましたのですが、最終日になんとか駆け込みで観に行くことが叶いました。

ミキモト名古屋支店

現地で、私 廣海貴晴の師匠、現代の名工・首藤治親方と合流。
四日市在住のジュエリーコーディネーター1級の橋本佳代さん、愛知在住の元ジュエリー・ビジネス・スクールスタッフの加藤ゆかりさんも集まってくださり、首藤親方の解説の元、じっくり歴史的価値のあるリングたちを拝見することができました。
MIKIMOTO名古屋店の皆さま、お騒がせいたしました。色々見せて下さいまして有難うございました。

その後、首藤親方の本拠地、覚王山の「ジュエリークラフト・シュドウ」へお邪魔しまして、新作を中心に作られているジュエリーをじっくり見せていただきました。
首藤治

いつも背中が見えるくらいに前を歩んでいて、追いつけ追い越せで背中を見ながら「がんばるぞ!」と思わせてくれる師匠がいてくれるのは有難く、幸せなことだなと思います。

この日も、忙しい中を一日付き合ってくれて、語ってくれる中に色々示唆が込められているように思いました。
首藤親方、ありがとうございました。

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輝きが立ち昇るマリッジリング

写真のリングは、HIROUMI Marriage Collection No.5です。

マリッジコレクションNo.5ペア

このリングだけ、アシンメトリーなデザインのリングになっております。
薬指のリングが納まるところ(指の付け根)は、中指側が高く、小指側が低くなっている方がほとんどのようにお見受けしますが、そこにぴたりと寄り添うことを理想としてお作りしています。

こだわりを汲み取ってくださるお客様は、手形を取って下さることもございます。(中指と薬指の間と、薬指と小指の間の高低差がポイントに指の輪郭をなぞります)

リングを着け慣れていない、マリッジが初めてのリングとおっしゃる男性にも、その着け心地の違和感のない指馴染みに大変ご好評をいただいております。

マリッジコレクションNo.5レディス レディスは下から上へダイヤの輝きのグラデーションが立ち昇るように留めております。

このようにダイヤが並んだ場合、ダイヤのカットや品質が揃っていないと輝き方がまちまちに見えたり反射が乱れたような印象になり、輝きが散ってしまうように見えます。

一粒では十分に美しく見えても、並んだ姿は私共が見て「美しくない」というものになってしまうのです。

メレーサイズのダイヤでもこだわりをもって選び抜いて品質、カットを揃えています。

ほんの1ミリ余りの小さなダイヤであっても、リングに留め終わりますとその輝き次第で数倍の美しさをもたらしもしますし、かえって格下げにしてしまう場合もあります。

美の基準は人によって様々とも言いますが、私共でお作りするものはどなたにご覧いただいても

『美しい』と感じていただけるものだけを目指してお作りしています。

 

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新作のマリッジリングを撮影してもらいました♪

久しぶりに、カメラマンさんに撮影をお願いしました。
新作のマリッジリング「コレクションNo.6」を準備中なのです。7月より正式発表となります♪

ジュエリーカメラマン

ヒロウミマリッジをご購入下さったお客様には、完成した時に記念写真をフォトフレームにお入れしてお渡しするようにしていますが、それはアトリエ内で撮影させていただいております。

プロのカメラマンさんでも、写り込みのある金属や、ダイヤのきらめきをありのままに写すことは至難であります。

いつも無理なお願いばかりするのですが、今回も丁寧に撮影して下さりました。

百聞は一見にしかず。触ればその違いが目を閉じていてもわかっていただけるジュエリーとなっています。どうぞその手でお確かめ下さいませ。

実物はこちらのショップにてお手にとっていただけます。

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見たことのないシルエットの結婚指輪

写真のリングは、ヒロウミマリッジコレクションのNo.4です。

マリッジリングコレクションNo.4

ヒロウミマリッジらしいウェーブに、重ねて勾玉っぽい形状に磨り出しを全周に施しています。

レディスは磨り出した部分に「メレーダイヤモンド」を3ピースと「ダイヤモンドダスト」と名付けたキラキラ光る表面処理を加えています。

メンズはクールな鏡面仕上げです。

ウェーブの上にまた磨り出した凹面を付けたデザインは、出来上がってから気付きましたが、他では見かけたことがありません。

全周のウェーブ自体がよくお話しするように量産では作り辛いものということと、その上に磨り出しの凹面ができるということは、仕上げの磨きがより一層難しく、綺麗に仕上げるのに時間がかかるためかも知れません。

手作りで全て1本づつ作っていくのであれば、どのような形のものでもお作りすることができます。

私共の制作するジュエリーは、組み立て技術もこだわっておりますが、特にマリッジリングのような地金を見ていただくことが多いジュエリーにおいて大事になってくるのが「仕上げ」の技術だと考えております。

バフも研磨材も10種類程を使い分けて、段階を追って何度も磨きを重ね、きめ細かな光を放つ状態に仕上げていきます。凹み部分があるということは、けっして磨き易いものではありませんが、手作りだからこそ丁寧に手を掛けて仕上げていくことができます。

手の掛かる子ほど可愛いと言うの本当かも知れません(笑)

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HISTORIC RINGS 指輪88 四千年を語る小さな文化遺産たち

素晴らしい本をいただきました。

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淡交社からつい先ごろ発刊された「HISTORIC RINGS 指輪88 四千年を語る小さな文化遺産たち」という書籍を頂戴いたしました。ありがとうございます。

掲載されているリングは、橋本貫志氏とおっしゃるコレクターの方がオークションで落札されて集められたもので、紀元前2000年前から現代にいたるまでの価値ある壮大なコレクションは圧巻です。
リングの歴史がわかる、まさに歴史的な価値のあるリングが紹介されています。

今までも橋本貫志氏のリングを紹介した書籍はありましたが、今回とても嬉しくなったのは、「写真が寄りで大きいこと!」です。

橋本貫志氏のコレクションを美術館などの展示で拝見させていただいたこともありますが、裏や横が見たくて、ショウケースに不自然にへばりつく怪しい奴になりがちだったのですが(笑)、この本の写真は見たいところをちゃんとアップで紹介してくださっています。

指輪という小さなもので、ましてや紀元前何千年前のものといったら形を留めてのこっていること自体が奇跡のようなものです。

また海外にもこのような歴史的な価値ある指輪に特化して、これだけ充実したコレクションを集められた方も橋下貫志氏の他にはいないということを聞いたことがあります。

どのリングにも、作り上げた人の想いや、身に着けた人の想いが籠り、語りかけてくるようなリングたちです。

これだけ素晴らしいヒストリックリングを集め、私達の目に触れさせてくださった橋本貫志氏に感謝いたします。

そして私共は、いまこの時代にはこのようなリングが作られていたと、いつかジュエリーの歴史に語られるようなリングを、ジュエリーを作り上げていきたいと心に誓うのであります。

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