ソリテールリング(ラウンドダイヤ)

ソリテールリング(1.9ct)HIROUMI

ソリテールリング(鍛造削りだし)HIROUMI お客様よりお預かりいたしましたルースを、ソリテールリングへとオーダーを頂いておりましたお品が完成いたしました。

今回ソリテールにふさわしくセンターを生かしたリングの作り方をいたしました。
1.9Ctの大きさがあったのですが、リングサイズが小さめでしたので、通常の宝石の高さのセッティングではバランスが悪くなってしまうため、センターを通常より少し低めにお作りいたしました。

それにより、リングサイズと宝石とのバランスが最高のものになります。
お着けになられるオーナー様、また宝石の特徴などに合わせた作りをし、魅力を最大限に引き出す事を出来るのが、オーダーの良いところだと思います。

そして、リングのアーム部分もそれに合わせて厚みや幅など最適な寸法に削り出しました。
上面より見た時にはアーム(腕)はセンターに向かって細くしていき、ほんのり山状に削り磨くことでセンターストーンの輝きの邪魔にならない様に心がけました。

宝石を固定させている爪と言わせる部分もワイヤーセッティングでお作りしたのですが、繊細な雰囲気を出しセンターを生かすために爪の一本一本をヤスリで削り、寸法に強弱を持たすことで、すっきりとした華やかさを感じていただけるものと思います。
この度は、オーダーを頂きありがとうございました。

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オーダーメイドジュエリー

デザイン、作り、素材、様々な視点から完成されたジュエリーは隙のない魅力があります。
そして、どこかしら風格を漂わせます。
しかし、その中に自分だけの視点も入れる事が出来るとすれば・・・。
ジュエリーの素晴らしさの一つにかかせない物。
それは、やはり「オーダーメイド」ではないでしょうか。
南洋パール(HIROUMI)

パールリングをお求めくださいましたお客様より、コンビになるペンダントのオーダーを頂きました。
リングをお気に召していただきペンダトをと・・・こんなに嬉しい事はありません。
存在していなかったペンダントが生み出されることになりました。

オリジナルの制作となりますと、出来ることはほぼ無限大となります。
とは言いましても、あれもこれも取り入れてしまうと技術のてんこ盛りになってしまいますので、お客様がイメージされ私達もこれならば!という物をデザイン画に起こしてご覧いただくようにしております。

パールと一言でいいましても色も質も様々です。同じものは2つとありません。
ですから、デザイン画からちょうど良い大きさ、色のパールをたくさん集めてその中から、さらに質の良い物だけを選び出してご覧頂きました。
今回は真円のパールではなくドロップの形状の物を選びました。それ自体が持っている形状の特徴を生かしたデザインとなっております。
デザイン・素材選び・丁寧な制作作業・一つ一つの積み上げが想いをこめたジュエリーになると考えております。
完成までの時間がジュエリーを成長させるかのような錯覚になるのは私だけでしょうか。
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ☆

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「こだわり」と「作り込み」

アラベスクリングNo.1(HIROUMI)

アラベスクリングNo.1(パーツのはめ込み作業)HIROUMI

仕上げたパーツを嵌めこみ組み立てているところです

こだわりが強いと言えば、どのブランドでもきっと同じ事を言うでしょう。

しかし、もっとも大事なのは、細部に渡る「作り込み」です。

この部分は絶対に妥協が許されない個所で、ジュエリーにおいて非常に重要な事であると考えております。
とはいえ、それは膨大な時間とセンスが必要不可欠となります。

一点一点素材を厳選して、しっかりとした作り込み、表から見ただけでなく裏側も表と同様のクオリティにて、制作を行い表現する。
そういった作品こそジュエリーと呼ばれる価値ある物だと私達は考えております。

ときには、一本の指輪を作り上げるのに数百のパーツに分けて、各パーツを磨き上げた後に組み上げるということもあります。
新作として制作しました写真のリングも、唐草模様をプラチナの線材で作ったパーツをピンセットで一つずつはめ込んでいき、溶接して行きます。バランス感覚と感性から生まれる作品です。
ですから年間でも僅かな本数しか制作することが出来ません。

それでも、しっかりした本当に良いジュエリーをお手に取っていただきたいという想いから一点一点大事に仕上げていきます。

それこそが私達のこだわりです。

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爪の角度?

ソリテールリング爪の角度(マーキスダイヤ)HIROUMI

ジュエリーにご興味のある方でしたらピンと来るかもしれませんが。
爪と言うのは指の爪ではなく、宝石を留めるための柱のような部分の事を指します。
(今回の写真ではピンセットで挟んでいる線材の部分です。リングを裏側から映しております。)

ソリテールリング爪の角度2(マーキスダイヤ)HIROUMI

一本ずつ爪の角度を調整・確認しているところです。

ジュエリーにセットされている宝石のほとんどはプラチナや金などの貴金属によって枠に押さえこまれております。

とはいえ、そこに留めているだけなら、あまり気を使わなくてもいいのですが、美しくセットしようと思えば、どのようにセットすれば美しくする事が出来るかということを考えなければなりません。
今回の写真で撮りましたこのマーキスカットダイヤのリングでも、その部分は随分意識して制作しております。
マーキスカットのシャープさを表現するために爪を鋭角にセットし、かつ線材でも石枠部分は太く根本に向かって細くと、グラデーションを付けました。
わずかな変化なので、気付き難いかと思いますが、それでも繊細さを感じてもらえればと思っての加工です。

手作りでの制作ですので、爪の一本一本を棒状のプラチナから削ってつくり、角度の調整をしながらセッティングして溶接していきます。
ただ鋭角にと一言で申しましても、一か所を鋭角にセットするためにはそれに関連する部分の作りすべてを、
それに合わせて制作する必要があるので、事前に見越してそれらの部分をそれに合わせて作っておく必要性があります。
後で思いつきで出来るものではありません。
細かな作業なので、神経を研ぎ澄ましての作業となります。
この爪を立てる作業をしている間は、話しかけられても返事をする事が出来ません。
ときには一本立てるのに一日かかってしまうことがあるほどです。

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仕立ての大切さ

ハートシェイプを使用した、ソリテールリングの側面から見た写真です。
ソリテールリング(ハートダイヤ)HIROUMI

宝石の美しさを表現するために、あえてシンプルなモデルに制作致しました。
先に書きましたようにシンプルに表現するには、思われる以上に高度な技術が求められます。
宝石の美しさについ目を奪われがちですが、そんな時ほど枠の仕立てにも十分目を凝らして下さい。
側面から見てみると枠のプロポーションをみてとる事が出来ます。
そうすればそのジュエリーを制作されるまでの想いを感じ取っていただけることと思います。
見分けの一つとして、枠の細部までに至る仕上をご覧いただければと思います。

ジュエリーには、貴重なプラチナや金を素材に宝石がセットされております。
だからこそ、見えづらい裏側や隙間の内側まで綺麗にプラチナも磨いてあげなければ、高価な貴金属を使用する意味がないと考えております。
手にした際に、地金部分をそっと光に照らして下されば鏡のように綺麗に反射し、お顔が映り込むと思います。
宝石と共に、枠の仕立てにもジュエリーとしての完成度を気に留めるようにして頂ければ、
どのような元に作られたのかということが少しづつ感じれるようになるのではないかと思っております。

そういった細部に至る仕上げや、作り込みが宝石の魅力を引き出すのにとても大切な役割をしております。

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