「マリッジ(結婚指輪)」タグアーカイブ

HIROUMI JEWELLERY 基本のキ

どんなに素晴らしい宝石も、ジュエリーとして身に着けるには貴金属の助けが必要になります。

プリミティブなものやコンテンポラリーものでは、貴金属以外のマテリアルを使ったものも多々ありますが、一般的に思い浮かぶものは、プラチナ、金などの貴金属ですね。

アトリエヒロウミで制作させていただいているハイジュエリーやオーダージュエリーの90%以上は、独自の割金配合のオリジナルPt950を使用しています。

繊 細な線で中石を留められるような張りのある、磨き上げたときに一点のくもりもなく輝きを放つ、なめらかな肌に仕上がるという、ハイジュエリー制作用に開発 したPt950ですが、HIROUMI marriage collectionでも、同じPt950を使用しています。

純プラチナと割り金を合わせ溶かし、独自のPt950を制作している動画をアップしてみました。

PT950地金製作動画(クリックすると動画サイトに移動いたします)

プラチナ鍛造動画

HIROUMIの錬金術

先日、親しくしていただいている方のお嬢様のご結婚が決まられ、私共でマリッジリングをお作りさせていただくことになりました。

今は、若いお二人がどんなマリッジにしようかと、ご相談されています。
楽しいお時間ですね♪

マリッジリングをオーダー下さることが決まってから、「それならば使って」と、ご親族の方々からお二人へのはなむけにとお使いにならなくなったというリングやネックレスなどが沢山届きました。

貴金属の下取り

海外の国によっては、結婚される女性にご親族から金製品が贈られて、それを身に着けてお式をされるという話を伺ったことがあります。
少し形は違いますが、幸せを祈って贈られる想いは同じだと思いました。

今、貴金属は高値となっています。特に金の高騰は激しく、使わなくなった金製品を一般の方々が売りに行く姿がテレビのニュースでも度々報道されていますし、買い取り業者のコマーシャルも頻繁に見聞きするようになりました。

ジュエリーを作る者としては、制作された技術もデザインにも価値は見出されず、地金の重さだけで取引されてしまうという昨今の風潮には、一抹の寂しさを感じるものがあります。
そういう末路を迎えるようなジュエリーは絶対に作ってはならない。次代にも受け継いで残していっていただけるようなものだけを作ろうという自戒にさせていただいております。

私共では、地金だけのお買い取りということは致しておりませんが、オーダーをいただく場合には、お持ちくださった貴金属を下取りさせていただいております。

今はもう使わなくなってしまったジュエリーも、身に着けていたときの思い出や、誰かに贈られたものや譲られたものでしたら、その方の想いも籠った宝物であるはず。

お金に換えてしまうだけなら使えば消えてなくなりますが、また形あるもの生まれ変わらせるならば、その思い出や想いも受け継いでいけるように思います。

私共では、思い出や想いをジュエリーという形ある「宝物」に生まれ変わらせる錬金術を得意といたしております。

どうぞお気軽にお問い合わせ、ご相談くださいませ。

 

 

HIROUMI リングトレイをプレゼント中です♪

アトリエヒロウミ・オリジナルジュエリー発売三周年を記念して・・・

ジャジャ~ン♪

photo_2

ただ今、マリッジリングをご成約下さったお客様に、オリジナル・リングトレイをプレゼントさせていただいております。

木製トレイにクッション入りの白いシートを貼り、HIROUMIのロゴをプラチナのイメージとして銀箔で入れております。

水仕事をされるとき、入浴されるときなど、ちょっと指輪をはずして置くという場面は、日常でままあると思いますが、そんなときの「いつもの指定席」を用意してあげたかったのです。

小ぶりなトレイですので、鏡台やチェストの上などで大きな場所をとらずに備え置いていただけると思います。
どうぞ、楽しんでご利用くださいませ♪

まだまだ年内はプレゼントを続けますので、これからプロポーズされる方もどうぞご安心ください。充分間に合います!

お取り扱い下さる店舗さまも、おかげ様で全国5店舗に広がりました。

どうぞお近くのHIROUMI marriage collection お取り扱い店にお立ち寄りくださいまして、お手にとってご覧いただき、指に通しての違いをお確かめくださいませ。

世界でただ一つのエンゲージリング

まるでお姫様のためのようなエンゲージリングだなぁと思っている、HIROUMIのファンシーカットダイヤモンドを使ったソリテールリング。

先日、スペシャルオーダーで大きな中石でのオーダーエンゲージリングをお作りさせていただきました♪

婚約指輪

ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドは、輝きを最高に生かすカットで、エンゲージリングの王道ではありますが、私共としてはせっかくオーダー でお作りいただくのであれば「私だけのダイヤモンド」足りうる個性のあるものをお勧めしたいと、ファンシーカットのダイヤモンドもご提案させていただいて おります。

「ファンシーカット」のダイヤモンドは、「ラウンドブリリアントカット」に比べますと、カットもまちまちであったりしますが、その中で美しい形、カット、ダイヤの質、カラーと選りすぐっていくと、エンゲージにふさわしいクラスで美しいものはまさに一期一会。

不思議なことに、いくつか集まったルースの中に、必ず「これだ♪」と、素敵なリングの姿が思い浮かぶものが見つかります。

お客様もお気に召してくださり、「ペアシェイプブリリアントカット」のダイヤモンドに腕にメレダイヤを並べて、その方のためだけの、お贈りされる方の想いも籠った世界でただ一つのエンゲージリングが生まれました。

ともにマリッジリングもお納めさせていただきました。

エンゲージ・マリッジセット

お話をお伺い出来て、私共も幸せな気持ちにさせていただきました。
ありがとうございました。

末永くお幸せにと心よりお祈り申しております。

二年目の新作マリッジリング♪

アトリエヒロウミ初めてのオリジナルジュエリー、HIROUMI marriage collection を世に出して今年で丸二年を迎えます。

日々の制作に向き合っていますと、いま手にして制作している目の前の作品に全力投球になってしまいがちですが・・・。
(それはそれで、とっても重要なことではありますが)

振り返って数えますとあっという間に時は経ち、この二年の間になんと多くの方々に誓いの印としてHIROUM マリッジをお選びいただいたことでしょうか。

マリッジリングこそ特別のものであってほしいという想いを形にしようと生み出したマリッジコレクションですが、これを発表するまでは、ほとんど作り 手のみに徹しておりましたので、業界では知られておりましても、一般では「知る人ぞ知る」というジュエリーアトリエでございます。

そんな私どもが作ったマリッジリングを評価して下さり、想いをくみ取ってくださり、私たち以上に熱くお客様に語ってくださった販売店の皆さまのお力 を借りてのことでございますが、数多くのマリッジリングの中からヒロウミマリッジコレクションをお選びくださったということは、有名であるとか、人気があ るとか、世間の評価ではなくお客様ご自身が見て、触れて下さった感性で「私たちのマリッジリングはこれだ!」と選びとって下さったものであると確信してい ます。

心からの感謝を申し上げます。

改めて気を引き締め、これからも常に身につけていただき、人生を共に歩んでいただく大切なリングとして、手を掛けて慈しんで仕上げて、お客様の元へお届けいたして参ろうと思います。

さてこの度、ヒロウミマリッジコレクションに新たな顔ぶれを加えさせていただくことになりました。

新作結婚指輪コレクションNo.6

写真のリングは、HIROUMI marriage collection No.6 のペアです。

今までにないシンプルな細身のペアとなっております。

レディスにはサイドからもダイヤが見える形に、今までより大き目のメレダイヤを3ピース留めております。これをオプションで5ピースに変更もできます。

メンズは鏡面仕上げの美しさを楽しんでいただける仕上げとなっております。細身のシルエットは、リングに慣れていらっしゃらない男性にも違和感なく着けやすいものとなっています。

どちらも平打ちリングをベースにしておりますが、リングの側面にわずかに膨らみをもたせ、内甲丸の指なじみとともにしっくり指になじむ、当たりの良い仕上げとなっております。

またレディスは、他のリングと重ねてお着けになってもダイヤが当たらないようにするためにもリング側面に膨らみをもたせております。

マリッジコレクションお取扱店さまでこれから順次お披露目させていただきますので、詳しくは最寄りのヒロウミマリッジコレクションお取扱店までお問い合わせくださいませ。

シンプルながら美しい、自信作です!

輝きが立ち昇るマリッジリング

写真のリングは、HIROUMI Marriage Collection No.5です。

マリッジコレクションNo.5ペア

このリングだけ、アシンメトリーなデザインのリングになっております。
薬指のリングが納まるところ(指の付け根)は、中指側が高く、小指側が低くなっている方がほとんどのようにお見受けしますが、そこにぴたりと寄り添うことを理想としてお作りしています。

こだわりを汲み取ってくださるお客様は、手形を取って下さることもございます。(中指と薬指の間と、薬指と小指の間の高低差がポイントに指の輪郭をなぞります)

リングを着け慣れていない、マリッジが初めてのリングとおっしゃる男性にも、その着け心地の違和感のない指馴染みに大変ご好評をいただいております。

マリッジコレクションNo.5レディス レディスは下から上へダイヤの輝きのグラデーションが立ち昇るように留めております。

このようにダイヤが並んだ場合、ダイヤのカットや品質が揃っていないと輝き方がまちまちに見えたり反射が乱れたような印象になり、輝きが散ってしまうように見えます。

一粒では十分に美しく見えても、並んだ姿は私共が見て「美しくない」というものになってしまうのです。

メレーサイズのダイヤでもこだわりをもって選び抜いて品質、カットを揃えています。

ほんの1ミリ余りの小さなダイヤであっても、リングに留め終わりますとその輝き次第で数倍の美しさをもたらしもしますし、かえって格下げにしてしまう場合もあります。

美の基準は人によって様々とも言いますが、私共でお作りするものはどなたにご覧いただいても

『美しい』と感じていただけるものだけを目指してお作りしています。

 

見たことのないシルエットの結婚指輪

写真のリングは、ヒロウミマリッジコレクションのNo.4です。

マリッジリングコレクションNo.4

ヒロウミマリッジらしいウェーブに、重ねて勾玉っぽい形状に磨り出しを全周に施しています。

レディスは磨り出した部分に「メレーダイヤモンド」を3ピースと「ダイヤモンドダスト」と名付けたキラキラ光る表面処理を加えています。

メンズはクールな鏡面仕上げです。

ウェーブの上にまた磨り出した凹面を付けたデザインは、出来上がってから気付きましたが、他では見かけたことがありません。

全周のウェーブ自体がよくお話しするように量産では作り辛いものということと、その上に磨り出しの凹面ができるということは、仕上げの磨きがより一層難しく、綺麗に仕上げるのに時間がかかるためかも知れません。

手作りで全て1本づつ作っていくのであれば、どのような形のものでもお作りすることができます。

私共の制作するジュエリーは、組み立て技術もこだわっておりますが、特にマリッジリングのような地金を見ていただくことが多いジュエリーにおいて大事になってくるのが「仕上げ」の技術だと考えております。

バフも研磨材も10種類程を使い分けて、段階を追って何度も磨きを重ね、きめ細かな光を放つ状態に仕上げていきます。凹み部分があるということは、けっして磨き易いものではありませんが、手作りだからこそ丁寧に手を掛けて仕上げていくことができます。

手の掛かる子ほど可愛いと言うの本当かも知れません(笑)

ダイヤモンドダストのきらめき(結婚指輪)

写真のリングは、ヒロウミマリッジコレクションNo.3のレディスです。

ダイヤモンドダスト

写真では、なかなか伝えられないのが歯がゆいのですが、この面にはアトリエヒロウミ独自の「ダイヤモンドダスト」と呼んでいる表面加工を施しています。

細かい磨りガラスの様に見える加工を施した上に、何段階かの加工工程を経て・・・

「まるで雪原の朝にきらめくダイヤモンドダストのような」優しいく繊細な輝きをまといます。

こちらは同じNo.3のレディースを鏡面&ダイヤの留った面側から撮った写真です。
平置きにしているのはメンズです。

HIROUMIマリッジコレクション№3
全体のデザインは、全周ウェーブに磨り出しを施した峰が特徴のシルエットとなっております。

レディースは、まるで「バレリーナのレースのチュチュを指に纏ったような優美な」イメージ。

メンズは鏡面のみで仕上げております。
不思議な事に女性が身に着けられると優美さが全面に感じられますが、男性が身に着けられると個性的なシルエットに鏡面仕上げで、「メタリックでクールな男性的な印象が際立つ」印象を感じるものとなっています。

同じシルエットのペアリングでありながら、表面加工やリングの幅の僅かな違いで大いに印象が変わって見えます。他にはない、一番HIROUMIらしいマリッジと言えるかもしれません。

ダイヤモンドダストのきらめきは、HIROUMI マリッジコレクションお取扱い店さまにて、お手にとってご覧いただけます。

実際に「今まで見た事がないきらめき」をご覧いただけましたらと存じます。

 

モダンなマリッジリングを結婚記念日に(結婚指輪)

ヒロウミマリッジコレクション№2
写真のリングは、ヒロウミマリッジコレクションのNo.2です。
左のレディスには選りすぐりのダイヤを4ピース留めました。
右のメンズは地金だけですが鏡面仕上げの美しいプラチナを味わっていただけます。

全体に均等にウェーブのあるデザインなので、もし原型を作って鋳造するとなるとサイズごとに原型を作る必要が出てきます。その労力の為か量産品ではあまり見かけないデザインです。

こういったデザインこそ、手作りならではの贅沢。
1本づつ手作りで叩いて、伸ばして、ウェーブを削り出して作りますので、たとえば#12.5とかの半番刻みのサイズ指定であっても、そのサイズに合わせて均等なウェーブでお作りすることができます。

意外なことかもしてませんが、まっすぐなリングより、ウェーブの付いたリングの方が、薬指には馴染み易いものがあります。
個人差もありますが、指の付け根にもカーブがあるのでそこに納まりが良いようです。

先日、とても嬉しいご注文をいただきました。
このマリッジリングを結婚40周年の記念にとご注文くださったお客様がいらっしゃったのです。

オーソドックスなストレートなラインのリングではなく、このモダンなウェーブリングをお選び下さったご夫妻は、きっといつまでも若々しく新鮮な心を もってお過ごしなんだろうなぁ、だからこそ、ご結婚40周年記念に新しいマリッジリングを交換されるようなご夫婦でいられるのだろうなぁ・・・。

と、ちょっぴり羨ましくなりながら、常日頃の我が身をを反省しながら、「お二人の想いを込めていただくにふさわしいものを」と心を込めてお作りさせていただきました。

(もちろん、どなたからのご注文もしっかり心を込めてお作りいたしております)

末永くお幸せにお過ごしくださいますよう、心よりお祈り申し上げております。

 

想いを込めていただくものだから(結婚指輪)

ヒロウミマリッジコレクション№1

写真は、ヒロウミマリッジコレクション No.1のレディスとメンズです。
シンプルな平甲丸リングで、レディスのみメレーダイヤを1ピース留めています。

スタイルだけを見れば、特に目を引く特徴は備えていないように見えますが、これぞ「身に着けるとより一層違いがわかる」リングなのです。

マリッジリングは、結婚式で交換するためだけのものではありません。
一生を共に歩むパートナーの愛情が込められたものです。

自然に馴染み、寄り添い、安心感をもたらす。

そんなマリッジリングであるように、交換されるお二人には及びませんが心を込めて、地金を溶かし、槌で硬く叩き締め、ヤスリで整え、磨き上げ、ご注文下さるお二人の為だけのリングを一本一本お作りしています。

時を経ても、初めて指に通された時の感動が褪せないリング・・・。
想いを込めていただくにふさわしいリングをお作りいたしておりますと自信をもって申し上げます。

一度お手にとって、その秘密を感じていただきたいと思います。
ヒロウミマリッジコレクションはこちらのジュエリーショップにて触れていただけます。

オーダーエンゲージリング♪

偶然HIROUMIをお知りくださったと、ご近所にお住まいの若いカップルさんがアトリエをお訪ねくださいました。

たぶん、アトリエの前は普段通っていらっしゃたのでしょうが、表から見ても店舖の形態ではないので、
ジュエリーを作っているのはご近所でも知る人ぞ知るのアトリエヒロウミです。(笑)

エンゲージリングのオーダーを賜わりまして、色々ご相談のうえ、あえて立て爪の中石を使わない、普段使いにも違和感のないシンプルな平甲丸リングに
メレーダイヤを散りばめたエンゲージリングをお作りさせていただきました。

_dsc6218_1171wab

ダイヤは、婚約の証にふさわしい最上ランクのものに、今回はアーガイル産の天然ピンクダイヤも添えさせていただいております。
写真では少し色が薄く見えてしまいましたが、実際の方はピンクがくっきり効いています。

清楚な中にも華があるお客様だけのエンゲージリングが出来上がりました。
少女のように初々しく可愛い婚約者さまにぴったりのリングになったのではないかなとニンマリしてしまいました。

お好みもあるでしょうが、立て爪のソリテール(ひと粒石)リングは普段使いし辛いこともあり、仕舞ったままになりがちというお話もよく伺います。
リフォームのご相談でも、ソリテールリングを普段使いできるものに、脇石を添えて華やかなリングにといったご相談がままあります。

お二人のライフスタイル、お好みに合わせて、ソリテールにこだわらずこういったエンゲージリングを選ばれるのも素敵だと思います。
想いのこもったリングはいつも身に着けていただいてこそですから、邪魔になったり引っ掛かりがないデザインはぴったりですね♪

アトリエでは、お好みに応じたエンゲージリングをデザイン、ダイヤ探しから完成まで、一からお作りさせていただいております。

お気軽にHIROUMIお取扱い店、もしくはアトリエヒロウミまでご相談くださいませ。