昭和アンティークのスリーストーンリングから、現代的な覆輪留めのスリーストーンリングに変身を遂げました。
昔のダイヤモンドはまだカット技術がいまほど確立されていなくて、端にナチュラルが残っていたり、ガードルがいびつなことも多いので、覆輪留めでカバーしつつがお勧めです。
留めてあるとわかりにくいですが、石外しをしてみると歪さは歴然。時代物のダイヤならではのことなので、そこも歴史の一つ。その次代の精一杯の技術でカットして磨かれたものです。それぞれ個性があってツンと澄ましたものより親しみと温かみを感じさせてくれるオールドダイヤたちですね。
石座の高さをギリギリまで抑えじゃまにならないようにとおっしゃる場合も多いのですが、あまり低すぎても宝石が映えません。着けていただいて映える高さ、石座の途中にスリットを入れて明り取りとヌケ感を演出しています。
日常に溶け込み、さり気なくお着けいただけるスルーストーンが完成致しました。
大切な方から譲り受けたものの、今の私には着けにくいといったリングなども今の時代にマッチしたリモデルもお手伝いしています。
お気軽にこちらからお問い合わせください。