HISTORIC RINGS 指輪88 四千年を語る小さな文化遺産たち

素晴らしい本をいただきました。

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淡交社からつい先ごろ発刊された「HISTORIC RINGS 指輪88 四千年を語る小さな文化遺産たち」という書籍を頂戴いたしました。ありがとうございます。

掲載されているリングは、橋本貫志氏とおっしゃるコレクターの方がオークションで落札されて集められたもので、紀元前2000年前から現代にいたるまでの価値ある壮大なコレクションは圧巻です。
リングの歴史がわかる、まさに歴史的な価値のあるリングが紹介されています。

今までも橋本貫志氏のリングを紹介した書籍はありましたが、今回とても嬉しくなったのは、「写真が寄りで大きいこと!」です。

橋本貫志氏のコレクションを美術館などの展示で拝見させていただいたこともありますが、裏や横が見たくて、ショウケースに不自然にへばりつく怪しい奴になりがちだったのですが(笑)、この本の写真は見たいところをちゃんとアップで紹介してくださっています。

指輪という小さなもので、ましてや紀元前何千年前のものといったら形を留めてのこっていること自体が奇跡のようなものです。

また海外にもこのような歴史的な価値ある指輪に特化して、これだけ充実したコレクションを集められた方も橋下貫志氏の他にはいないということを聞いたことがあります。

どのリングにも、作り上げた人の想いや、身に着けた人の想いが籠り、語りかけてくるようなリングたちです。

これだけ素晴らしいヒストリックリングを集め、私達の目に触れさせてくださった橋本貫志氏に感謝いたします。

そして私共は、いまこの時代にはこのようなリングが作られていたと、いつかジュエリーの歴史に語られるようなリングを、ジュエリーを作り上げていきたいと心に誓うのであります。