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エマイユを堪能してきました♪

以前このブログでもご紹介していましたが、名古屋にあるヤマザキマザック美術館で催されている『エマイユの煌き アール・ヌーボーの華』と銘打たれた、七宝の工芸品やアンティークジュエリー、そして現代のエマイユジュエリーの展覧会を観に行って来ました。

エマイユの煌き(HIROUMI)

日本でのエマイユジュエリーの第一人者で、今回も数多くの作品を展示されていらっしゃる中嶋邦夫先生がわざわざ東京からお越し下さいまして、若手のエマイユジュエリー界のホープ、ミノワダジュエリークラフトご一行、神戸の隠れ家アンティークショップ・キコアンティークスさんも結集して下さいまして・・・

大変贅沢にも中嶋邦夫先生の生ガイドツアー!!!という最高の鑑賞会となりました。

ジュエリーだけではなく、七宝工芸もアンティークも含めてご造詣の深い中嶋先生のエマイユ(七宝)の解説にエマイユに対する理解がより一層深まりました。

私共の作っているジュエリーは、貴金属と宝石のものが主になりますが、エマイユにも大変魅力を感じています。

自分たちで七宝を入れるのは至難の技なので、いつかエマイユジュエラーさんとコラボレーションでHIROUMIエマイユジュエリーも作ってみたいなぁ・・・と、夢は膨らみます♪

展覧会の会期は、8月26日(日)までですので、お近くの方は是非ご覧になってください♪

常設の家具などもとても素晴らしいものが揃ったアンティークファン必見な美術館でした。

エマイユを観に行きませんか?

現代日本のエマイユジュエリーの第一人者とも言える、中嶋邦夫さんからご案内をいただきました。

エマイユの煌き(チラシ表)

名古屋にあるヤマザキマザック美術館でエマイユのジュエリーや工芸品を集めた展覧会が催されるそうです。

エマイユの煌き(チラシ裏)

中嶋邦夫さんのエマイユジュエリーはもちろん、アールヌーボーの時代に活躍したジョルジュ・フーケのエマイユジュエリーや、ブシュロンなど一流ブランドが当時手がけたアンティークと呼べるエマイユジュエリーも展示されるようです。

エマイユというと馴染みがないと聞こえるかもしれませんが、日本では「七宝」と呼ばれる工芸技法のことです。
七宝と聞いてまず頭に浮かんでしまうのは、土産物屋さんに並んだブローチなど、年配向けのアクセサリーであったり、趣味の七宝教室などの習い事イメージだったりするかもしれませんが、素晴らしいエマイユジュエリーは目からウロコできっと魅了されると思います。
豪奢な宝石だけでは表現できない、また別物の美しさ、華やかさ、密やかさがあります。

ジュエリーの他にも、清水坂三年坂美術館収蔵の並河靖之作 品などの工芸品も展示されるようです。1878年のパリ万博で日本の金工や七宝なども含めた工芸作品が数々出品され、その日本独特の意匠、細やかな細工が 欧米人を驚かせたそうですが、その中に並河の作品も含まれていました。細密な有線七宝で気の遠くなるような細かな細工の超絶技法の七宝作品は一見の価値お おいに有りです。

もともと愛知では「尾張七宝」といって地場産業として七宝は盛んだったようです。

今もそれを引き継いでいる工房もいくつかあり、私共の制作するジュエリーと工芸品という違いはあっても、同じく技術を受け継ぎさらに磨いていくということでは共感するものがあります。

4月24日から8月26日までと展示期間も長いので、時間を作り観に行かせていただこうと考えております。

お近くの方は是非御覧ください。