アトリエヒロウミ三代目・廣海貴晴は大阪府の貴金属装身具製作技能士試験の検定委員をさせていただいております。
それに対して、大阪府知事よりの感謝状を拝受いたしました。
誠にありがとうございます。
その授賞式の前に職業能力開発に係る講演会がありました。
テーマは『技術・技能伝承の重要性』
その中で、とても印象深いお話がありました。
技術・技能伝承に欠かせないものは何かというもので、以下のことが上げられていました。
① 仕事が好きである。
② 納得行くまで仕事の質を追い詰める。
③ 顧客が出来た品を使い、楽しむ姿を描きながらつくる。
④ 材料を吟味する。同時に最終製品のイメージを明確にした上でもの造りに入る。
⑤ ものづくりに合った道具をつくり、使い、大切にする。
⑥ 入り口から出口まで全プロセスを全て行う。
⑦ そして、毎回が問題解決~良い品・技術づくりへの探求である
思わずガッツポーズです!
うちのアトリエの仕事の基本姿勢に全て合致しているではありませんか!
技能の伝承のまえに、まずはお客様の手に渡るジュエリーがご満足いただける品であるために、材料も吟味し、技術も磨き、前回より今回、新しい技術も取り入れ、工具も手に入れ、また新たな工具を作り、さらなる品質向上やジュエリーとしての魅力の向上を図る。一切妥協をしないで制作するためにアトリエ内で制作全般を完結する。
バッチリです!
伝統芸能も例に上げられ、例えば歌舞伎にしても江戸時代から現代まで続いてきて、そしてまたその時代時代で人気がある伝統芸というものは「常に進化しているから」こそ生き続けているのだというお話に大いに頷くものがありました。
私共も昭和5年に初代がジュエリー制作を始めたときから常々進化し、その時代時代で今の最上のHIROUMIジュエリーを生み出して来ていると自負しております。
これからもますます、進化していく所存ですので古くて新しいHIROUMIをどうぞよろしくお願いいたします♪