立爪のリングにセットされておりました1Ctリングのリモデルが完成しました☆
先に作り上げましたパーツを組み立てて、バランス良く仕上げていきます。
お客様のお好みや、お使いになられる場面など、お打ち合わせをしながらフルオーダーでお作りさせていただきました。
姿形を新たにこれからまた受け継がれていくんだろうなぁと思いました。
いつか、またリモデルされる時が来るのかもしれませんが、その時にはまた「HIROUMI」の後継者たちが携わらせていただければ幸せだなぁと長い時間を渡っていくジュエリーに想いを馳せてみました(^-^)
月別アーカイブ: 2011年9月
HIROUMIの錬金術
先日、親しくしていただいている方のお嬢様のご結婚が決まられ、私共でマリッジリングをお作りさせていただくことになりました。
今は、若いお二人がどんなマリッジにしようかと、ご相談されています。
楽しいお時間ですね♪
マリッジリングをオーダー下さることが決まってから、「それならば使って」と、ご親族の方々からお二人へのはなむけにとお使いにならなくなったというリングやネックレスなどが沢山届きました。
海外の国によっては、結婚される女性にご親族から金製品が贈られて、それを身に着けてお式をされるという話を伺ったことがあります。
少し形は違いますが、幸せを祈って贈られる想いは同じだと思いました。
今、貴金属は高値となっています。特に金の高騰は激しく、使わなくなった金製品を一般の方々が売りに行く姿がテレビのニュースでも度々報道されていますし、買い取り業者のコマーシャルも頻繁に見聞きするようになりました。
ジュエリーを作る者としては、制作された技術もデザインにも価値は見出されず、地金の重さだけで取引されてしまうという昨今の風潮には、一抹の寂しさを感じるものがあります。
そういう末路を迎えるようなジュエリーは絶対に作ってはならない。次代にも受け継いで残していっていただけるようなものだけを作ろうという自戒にさせていただいております。
私共では、地金だけのお買い取りということは致しておりませんが、オーダーをいただく場合には、お持ちくださった貴金属を下取りさせていただいております。
今はもう使わなくなってしまったジュエリーも、身に着けていたときの思い出や、誰かに贈られたものや譲られたものでしたら、その方の想いも籠った宝物であるはず。
お金に換えてしまうだけなら使えば消えてなくなりますが、また形あるもの生まれ変わらせるならば、その思い出や想いも受け継いでいけるように思います。
私共では、思い出や想いをジュエリーという形ある「宝物」に生まれ変わらせる錬金術を得意といたしております。
どうぞお気軽にお問い合わせ、ご相談くださいませ。
受け継がれる想いのリング(リフォーム)
ジュエリーは、時代を超え受け継がれていきます。
その歴史の過程では、「想い」と「宝石」はそのままに、リングの形状が変わって受け継がれていくこともあるかと思います。
姿形は変わろうと、想いを受け継いでいくというのはとても素敵なことだと思います☆
立爪リングにセットされておりました1ctのダイヤモンドを使い、新しいリングに生まれ変わらさせていただきました。
デザイン画を描いて、全てのパーツを作り上げたところでございます。
プラチナの塊を叩いて腕(アーム)を作り、線を作って小さなパーツを作りここまで出来ました。
単に出来あいの枠にダイヤをセットして出来上がりというものではなく、、デザインから地金の質まで拘り、物があふれている時代だからこそ、手作りのジュエリーとして完成度の高いものをお求め下さいました☆
私共はお客様の想いと期待に応えるために 全力を尽くしたいと思います。