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ちょっとアンティークテイストなリモデルリング♪

今回、1.5ctの大きなダイヤモンドをお預かりして、新しいリングに生まれ変わるお手伝いをさせていただきました。

これだけ立派で上質なセンターストーンだと、プラチナを使い、メレダイヤで取り巻いて、さぞやゴージャスに…

ではなく、お客様とご相談しつつ「アンティークな趣があり、普段遣いもできる派手派手しくないものに」となりまして

K18イエローゴールドを使って、石座もアンティークテイストな「菊爪」に。

菊の花びら型に広がった石座で花弁部分はU字にえぐれているので、そこにダイヤモンドのパビリオン部分のカットが放射状に写り込んでいて派手派手若くはないですが地味でもなく、ちゃんと華があります。

リングの腕もピカピカしない程度の「ゆるいマットな感じ?」テイストの絶妙仕上げ。

実際はピカピカに仕上げてから、わざわざ曇らせているのです。

石座も低めにして、出しゃばりすぎず安定感も抜群です。

爪の形の名前は「菊爪」ですが、私は出来上がった姿から「レンゲの花」を思い浮かべてしまいました。

大きなダイヤだけど、可憐さのある、いつまでも慈しんでいただける温かみのあるリングに生まれ変わりました。

譲り受けられたダイヤモンドリングが、「今使うには不向き…」「私にはちょっと似合わない…」「もっと気軽に使えるものに…」とお使いにならないで仕舞い込まれているのは本当にもったいない話です。

こちらも元々はガッシリと大きな鬼爪のソリテールリングでしたが、カジュアルにも、シックにも、お着物にも合わせやすい姿へ変身いたしました。

このようなリモデルもデザインから承っております。

まずはHIROUMIジュエリー取扱い各店舗まで、お気軽にご相談下さいませ。

リモデルカウンセラー2級取得

先日、三代目・廣海貴晴が(社)日本リ・ジュエリー協議会の認定する「リモデルカウンセラー」の試験を受けまして、リモデルカウンセラー2級の資格を取得いたしました。

リモデルカウンセラー

飛び級制度はありませんので、まずは2級を・・・。

日本ではジュエリーを作り直す=ジュエリーリフォームと呼ばれてきましたが、欧米で「リフォーム」というと「修理」という意味合いが強いそうです。

「ジュエリーリモデル」ですと、宝石を新たに作ったジュエリーに留め替えて新しい姿に生まれ変わらせてあげるという意味がダイレクトに伝わってきますね♪

ジュエリーリモデルカウンセラーの定義にはこのようにあります(以下引用)

 

資格の定義


1. ジュエリー・リモデル・カウンセラーとは、ジュエリーの素材、デザイン、加工に関する
基本的な知識と経験を有し、顧客の要望を的確に受け止め、それに合致した品物に
まとめ上げ、提供できる高い能力を持った人材である。

2. ジュエリー・.リモデル・カウンセラーは、たんにカタチを変える能力のみならず、持ち
込まれたジュエリーを

(1)リモデルするもの
(2)後世に残すべきもの
(3)修理して使えるようにするもの
(4)スクラップするもの
に仕分けし、ジュエリーの価値を最大化できる方法をアドバイス出来る人材を指す。

(引用ここまで)

ジュエリーはどのようなものでもそれぞれに価値があるものです。
それを最大限に生かしてあげることが私共がリモデルにおいて心がけていることです。