
マリッジリング の様々なカタチ♪

「レーザーマーカー」を導入しました。
半世紀以上続くアトリエですが、昔ながらの手仕事を大切にしつつ、新しい技術も積極的に取り入れているのがアトリエヒロウミです。
如何にお客様に喜んでいただけるジュエリーを作れるかを追求し続ける上で、様々な工具や機械なども必要とあれば色々試して取り入れています。
レーザーマーカーとは?
実は、文字やイラストなどをレーザーで彫刻するための機械です。
手打ちの刻印では入らない大きさのロゴを入れたり、小さなピアスの枠や中が空洞になっているネックレスの金具に刻印を入れたりも可能です。
私共のジュエリーを手にとって下さる方には、もしかしたら見えなくて気付かれないかも知れないほんの小さな刻印。
そんな些末なことも疎かにしない、想いを込めた仕事の積み重ねが、より一層輝きを増すジュエリーをお届けできる秘訣だと思っています。
センターのパーツの位置を決めましたら、同様に左右のバランスを取りながら全てのパーツを固定していき、細部の仕上げを施しましたら完成です。
細かく一つずつ作ったパーツをフレームに立体感を付けながら組み上げて制作いたしました。
裏抜きも全てのダイヤモンドの裏側に施しておりますので、プラチナ製ですが軽く頭に載せていただけます。
センターには1ctのダイヤが揺れて、ハートを左右から支える猫ちゃんたち。
もう一匹の猫ちゃんは…
端の方でおくつろぎになっています。
この気ままさも猫ちゃんの可愛さですよね。
お嬢様が4人いらっしゃるお母様からのオーダーで、小さく揺れるメレダイヤが4石。
センターダイヤはお父様がお母様に贈られたエンゲージリングのダイヤを据えています。
ご家族の一員である猫ちゃんたちも一緒。
お嬢様方が嫁がれるときには、お母様の心づくしのこのティアラを着けて。
愛にあふれたご家族の象徴のようなティアラです。
ティアラのような大きなものの制作は久しぶりでしたので、思う存分腕をふるって制作させていただきました。
ありがとうございました。
デザイン画を確認しながら次々にパーツを作りますが、立体感を調整しながらですので、一つのパーツを作るのにも相応の時間がかかります。
もちろんリングなどと同じように、ダイヤモンドを留めている裏側まで明り取りを十分にとり磨き上げてます。
一つ一つを完璧に仕上げてこそ、組み上がったときの輝きはより一層のものとなります。
必要なパーツが出来上がれば、次は組み立ての作業です。
焦りは禁物で少しのゆがみが全体のゆがみに繋がりますので、仮組みを行い何度も確認を行ってから一つずつ慎重に固定をします。
特にセンターに来るパーツの固定時は非常に気を遣います。
デザインと構想が固まりましたら本制作の開始です。
まずは頭に乗せるフレームの制作に取りかかることに。
先に試作したシルバーの仮枠の大きさを参考に、本番ではプラチナの角棒を叩いて伸ばし曲げ加減を調整しながら、セットするダイヤモンドの下穴を空けて丁寧に作り込んでいきます。
基礎となる部分が出来ましたら、次はフレームに添わせて一つずつパーツを作ります。
ティアラのセンターにとお客様よりお預かりした1ctのダイヤモンドは、このデザインではセンターで常にゆらゆらと揺れますので、通常よりしっかりと枠に収まるように、石枠の内側を特別に作った刃物で真円に削りました。
今回は、お客様のリクエストでさりげなく猫ちゃんが三匹見え隠れしている「キャットティアラ」のオーダーを承りました。
まずは、お客様とデザインのお打ち合わせさせていただき、デザインが決まりましたら、ティアラの正確なサイズを決めるためにシルバーで仮の枠を制作。
実際に身につけていただきご納得いただけましたら本制作のスタートです。
仮の枠を制作した際に、ティアラのデザインに合う装着方法や細部を詰めて考えるために、
普段お世話になっている美容師様にご協力いただき装着方法やどのようにすればティアラを固定しやすいかなどご意見を伺いました。
ご協力いただきまして誠にありがとうございました。
ティアラになりますと、実際の制作に入る前にデザインだけでなく装着方法や着けた際の見え方、
使い勝手、強度など、様々な方面からイメージや考えを固めてから制作に取り組みます。
定番は、ラウンドブリリアントカットを並べたハーフエタニティーリングですが、今回はお客様のリクエストで「プリンセスカット」を並べて、おつくりさせていただきました♪
プリンセスカットは四角形なので、丸いダイヤモンドが並んだときより輝きが隙間なく連続する印象です。
石留め方法も、定番はダイヤモンド1石づつに対して円錐状に穴を空け石座を作り、周囲4カ所の地金を彫り起こし、小さな爪を作り留めておりますが、今回はお客様のお好みに合わせて「レール留め」と呼ばれる留め方で、両端の地金で挟み込んで爪のない留め方にいたしました。
さらに、なめらかに連続した輝きをお楽しみいただける作りになっております。
プリンセスカットは、四角形でも厳密には、縦・横・厚みのサイズが個々で微妙に異なりますので、それぞれのダイヤモンドの高さを揃え均等に並んでいるように見せるには、見えないところでの隠し技を駆使する必要もありますが、今回も上手く技が生きました☆
毎日お着けいただける、ちょっと贅沢なマリッジリングとしても、エンゲージリングとしても、記念日の贈り物としても、ずっとご好評をいただいているHIROUMIのハーフエタニティーリングは、HMROUMIマリッジコレクションと同じく、お客様好みでアレンジを加えていただける懐の深いハーフエタニティーリングです。
ダイヤモンドを増やしたり大きさを変えたり、プラチナをK18に変えたり、理想のハーフエタニティーリングを追求していただけます。
ハーフエタニティーリングをお探しの方は是非一度、最寄りのHIROUMIハーフエタニティー取扱い各店で写真では分からない着け心地をお試しくださいませ。
明けましておめでとうございます。
2018年は、今まで以上にアトリエで一丸となりジュエリー制作に取り組んで行けるよう年末から工房内の模様替えをしておりました。
私の作業机も整理をして、気持ちよく2018年をスタートさせたいと思います。
整理の最中、今までの多くの資料を見返すと様々な事を思い出し懐かしく感じながら、これから新たに生み出すであろうジュエリーの事を考えワクワクしたり良い年越しになりました。
新年の営業は明日5日からですが、毎日アトリエで色々な準備を進めておりましたので、心身ともに準備万端です☆
ご依頼いただいております制作にも早々に取り組んで参ります。
本年も皆様どうぞよろしくお願い申しあげます。
今年もあっという間に残り一週間ほどになりました。
一年が過ぎていくのは本当に早いものです。
お陰を持ちまして、今年も多くの皆様にご支持をいただき、沢山のオーダーをいただき、また新たなHIROUMIお取り扱い店が2店舗増えて、より一層多くの方に目にしていただく機会も増えて参りました。
私共はこつこつジュエリーを作ることが生業です。
それも大阪の地でささやかなアトリエを営んでおります。
私共の作りに共感してくださった取扱店の皆様、わざわざ調べてHIROUMIを見つけオーダーしてくださった皆様あってこそ、手仕事でジュエリーを作り続けるアトリエが今年もつつがなく、毎日の務めを果たせ、精一杯のジュエリーを生み出すことができました。
本年も誠にありがとうございました。
そして、メリークリスマス♪
皆様がお健やかで、明るい新年をお迎えになられることを心よりお祈りいたしております。
明年もご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
早いもので、今年もあっという間に12月になりました。
12月といえば恒例の松坂屋名古屋店での「HIROUMIブライダルジュエリーご相談会」です。
来春にご結婚を控えている皆様は、是非この機会にアトリエヒロウミ三代目・廣海貴晴にマリッジリングについてのこだわりを思いっきりぶつけてご相談下さい!
マリッジリングは数あれど、つくり手に直接希望を話せて、マリッジ選びやアレンジなどのご相談ができる機会は滅多にないと思います。
廣海貴晴も普段はアトリエで制作にいそしんでおりますが、年に数回のみお客様と直接お会いしてご相談を承ることを、とても楽しみにいたしております。
松坂屋名古屋店ではここ数年、7月と12月の開催が恒例となり、毎回多くのお客様にお越しいただいき、「直接職人さんと相談できるなんて!」と大変ご好評をいただいております。
お待たせしないでご相談していただけますように、日時をご予約下さいませ。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
開催日時:2017年12月16日(土)11時~18時 / 12月17日(日)10時~18時
松坂屋 名古屋店 北館5F宝石サロン
〒460-8430名古屋市中区栄3-16-1
℡ (052)264-2843(直通) ※ご予約はこちらまで