「ジュエリー情報」カテゴリーアーカイブ

HIROUMIから生み出されるジュエリーに関することを書き留めていきます。

三越オーダーセレクション2011

三越日本橋本店にて現在開催中の「三越オーダーセレクション2011」
様々な商品のスペシャルオーダーができるという企画です。

例えば、お洋服ブランドでは生地やデザインパターンを選んで自分サイズでオーダーできるとか、革のグローブ(手袋)をデザイン、素材、カラーを選ん で自分サイズでオーダーなどなど。レディスやメンズ、またはインテリアものなど、各売り場でのスペシャルオーダー企画がご用意されています。

自分らしいこだわりをもって、身のまわりを整えていくということも、一つのエコだと思います。愛着を持てる品は、大事に長く使おうと思えるからです。

私共では、三越のオリジナルジュエリーブランド「VANADIS」とコラボレーションさせていただいております、「VANADIS by atelier HIROUMI」のマリッジリングで参加させていただいております。

VANADIS by atelierHIROUMI

今回は、マリッジリングの内側にご希望の誕生石をお入れするスペシャルオーダーを承っております。

また「ダイヤモンドダスト」などの追加加工をもオプションで承ります。

私共でお作りするマリッジリングは、一つ一つ地金を叩いて、延ばして、その方のためだけにお作りする鍛造手作りですので、すべてがスペシャルオーダーとは言えますが、そこに重ねてお客様のこだわりの「想い」を添えていただくことができます。

期間は2011年9月10日までとなっております。

どうぞ、三越日本橋本店・本館6階宝石サロンにお運びくださいませ。

小指にとまる蜂♪

ファンシーカットダイヤモンドが最近のお気入りですが、今回はいつものノーブルなジュエリーではなく、お茶目で可愛いオーダージュエリーをお作りさせていただきました♪
蜂さんです♪

 webs_dsc7047_1299

まず、0.7ctのオーバルブリリアントカットダイヤをお預かりしデザインを起こすことになりました。

オーダーリクエストは「ピンクゴールドでピンキーリングを」とのこと。
このオーバルダイヤ、VS1でEカラーですので、普段エンゲージリングにお勧めしているクラスのものです。

いままでもオーダーをいただいたことのあるお客様で、高品質な宝石を使ってオーソドックスなジュエリーではなく、「思いっきり遊び心のあるものがお 好き」ということも伝え聞いておりましたので、今回は前から作ってみたいなと考えていた昆虫でご提案した次第です。お客様もデザインを気に入ってくださ り、とても素敵なピンキーリングとなりました♪

翅はパヴェでメレーを敷いて、下の翅にはマリッジなどに入れている「ダイヤモンドダスト」と名付けているキラキラ繊細な輝きをもたせた表面加工を施しています。
翅の裏側は蜂ですので六角形や五角形の裏どりを施しました☆

リング部分はできるだけ細くして、蜂はほんの少し傾けてとまらせています。

ふっと飛び立ってしまいそうな風情で小指にとまっているように・・・。

でも、裏はしっかりいつも通り作りこんでおります!

web_dsc7069_1300
(写真では色がわかりにくいですが、すべてK18のピンクゴールドです)

作っていて、とても楽しくなってしまいました。ありがとうございました♪

夏休みの昆虫採集ではありませんが(笑)、色石を使った昆虫なども作ろうかな~?標本箱に入れてディスプレイしても楽しいかも?などと色々考え始めております。

 

世界でただ一つのエンゲージリング

まるでお姫様のためのようなエンゲージリングだなぁと思っている、HIROUMIのファンシーカットダイヤモンドを使ったソリテールリング。

先日、スペシャルオーダーで大きな中石でのオーダーエンゲージリングをお作りさせていただきました♪

婚約指輪

ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドは、輝きを最高に生かすカットで、エンゲージリングの王道ではありますが、私共としてはせっかくオーダー でお作りいただくのであれば「私だけのダイヤモンド」足りうる個性のあるものをお勧めしたいと、ファンシーカットのダイヤモンドもご提案させていただいて おります。

「ファンシーカット」のダイヤモンドは、「ラウンドブリリアントカット」に比べますと、カットもまちまちであったりしますが、その中で美しい形、カット、ダイヤの質、カラーと選りすぐっていくと、エンゲージにふさわしいクラスで美しいものはまさに一期一会。

不思議なことに、いくつか集まったルースの中に、必ず「これだ♪」と、素敵なリングの姿が思い浮かぶものが見つかります。

お客様もお気に召してくださり、「ペアシェイプブリリアントカット」のダイヤモンドに腕にメレダイヤを並べて、その方のためだけの、お贈りされる方の想いも籠った世界でただ一つのエンゲージリングが生まれました。

ともにマリッジリングもお納めさせていただきました。

エンゲージ・マリッジセット

お話をお伺い出来て、私共も幸せな気持ちにさせていただきました。
ありがとうございました。

末永くお幸せにと心よりお祈り申しております。

輝きが立ち昇るマリッジリング

写真のリングは、HIROUMI Marriage Collection No.5です。

マリッジコレクションNo.5ペア

このリングだけ、アシンメトリーなデザインのリングになっております。
薬指のリングが納まるところ(指の付け根)は、中指側が高く、小指側が低くなっている方がほとんどのようにお見受けしますが、そこにぴたりと寄り添うことを理想としてお作りしています。

こだわりを汲み取ってくださるお客様は、手形を取って下さることもございます。(中指と薬指の間と、薬指と小指の間の高低差がポイントに指の輪郭をなぞります)

リングを着け慣れていない、マリッジが初めてのリングとおっしゃる男性にも、その着け心地の違和感のない指馴染みに大変ご好評をいただいております。

マリッジコレクションNo.5レディス レディスは下から上へダイヤの輝きのグラデーションが立ち昇るように留めております。

このようにダイヤが並んだ場合、ダイヤのカットや品質が揃っていないと輝き方がまちまちに見えたり反射が乱れたような印象になり、輝きが散ってしまうように見えます。

一粒では十分に美しく見えても、並んだ姿は私共が見て「美しくない」というものになってしまうのです。

メレーサイズのダイヤでもこだわりをもって選び抜いて品質、カットを揃えています。

ほんの1ミリ余りの小さなダイヤであっても、リングに留め終わりますとその輝き次第で数倍の美しさをもたらしもしますし、かえって格下げにしてしまう場合もあります。

美の基準は人によって様々とも言いますが、私共でお作りするものはどなたにご覧いただいても

『美しい』と感じていただけるものだけを目指してお作りしています。

 

新作のマリッジリングを撮影してもらいました♪

久しぶりに、カメラマンさんに撮影をお願いしました。
新作のマリッジリング「コレクションNo.6」を準備中なのです。7月より正式発表となります♪

ジュエリーカメラマン

ヒロウミマリッジをご購入下さったお客様には、完成した時に記念写真をフォトフレームにお入れしてお渡しするようにしていますが、それはアトリエ内で撮影させていただいております。

プロのカメラマンさんでも、写り込みのある金属や、ダイヤのきらめきをありのままに写すことは至難であります。

いつも無理なお願いばかりするのですが、今回も丁寧に撮影して下さりました。

百聞は一見にしかず。触ればその違いが目を閉じていてもわかっていただけるジュエリーとなっています。どうぞその手でお確かめ下さいませ。

実物はこちらのショップにてお手にとっていただけます。

ダイヤモンドダストのきらめき(結婚指輪)

写真のリングは、ヒロウミマリッジコレクションNo.3のレディスです。

ダイヤモンドダスト

写真では、なかなか伝えられないのが歯がゆいのですが、この面にはアトリエヒロウミ独自の「ダイヤモンドダスト」と呼んでいる表面加工を施しています。

細かい磨りガラスの様に見える加工を施した上に、何段階かの加工工程を経て・・・

「まるで雪原の朝にきらめくダイヤモンドダストのような」優しいく繊細な輝きをまといます。

こちらは同じNo.3のレディースを鏡面&ダイヤの留った面側から撮った写真です。
平置きにしているのはメンズです。

HIROUMIマリッジコレクション№3
全体のデザインは、全周ウェーブに磨り出しを施した峰が特徴のシルエットとなっております。

レディースは、まるで「バレリーナのレースのチュチュを指に纏ったような優美な」イメージ。

メンズは鏡面のみで仕上げております。
不思議な事に女性が身に着けられると優美さが全面に感じられますが、男性が身に着けられると個性的なシルエットに鏡面仕上げで、「メタリックでクールな男性的な印象が際立つ」印象を感じるものとなっています。

同じシルエットのペアリングでありながら、表面加工やリングの幅の僅かな違いで大いに印象が変わって見えます。他にはない、一番HIROUMIらしいマリッジと言えるかもしれません。

ダイヤモンドダストのきらめきは、HIROUMI マリッジコレクションお取扱い店さまにて、お手にとってご覧いただけます。

実際に「今まで見た事がないきらめき」をご覧いただけましたらと存じます。

 

モダンなマリッジリングを結婚記念日に(結婚指輪)

ヒロウミマリッジコレクション№2
写真のリングは、ヒロウミマリッジコレクションのNo.2です。
左のレディスには選りすぐりのダイヤを4ピース留めました。
右のメンズは地金だけですが鏡面仕上げの美しいプラチナを味わっていただけます。

全体に均等にウェーブのあるデザインなので、もし原型を作って鋳造するとなるとサイズごとに原型を作る必要が出てきます。その労力の為か量産品ではあまり見かけないデザインです。

こういったデザインこそ、手作りならではの贅沢。
1本づつ手作りで叩いて、伸ばして、ウェーブを削り出して作りますので、たとえば#12.5とかの半番刻みのサイズ指定であっても、そのサイズに合わせて均等なウェーブでお作りすることができます。

意外なことかもしてませんが、まっすぐなリングより、ウェーブの付いたリングの方が、薬指には馴染み易いものがあります。
個人差もありますが、指の付け根にもカーブがあるのでそこに納まりが良いようです。

先日、とても嬉しいご注文をいただきました。
このマリッジリングを結婚40周年の記念にとご注文くださったお客様がいらっしゃったのです。

オーソドックスなストレートなラインのリングではなく、このモダンなウェーブリングをお選び下さったご夫妻は、きっといつまでも若々しく新鮮な心を もってお過ごしなんだろうなぁ、だからこそ、ご結婚40周年記念に新しいマリッジリングを交換されるようなご夫婦でいられるのだろうなぁ・・・。

と、ちょっぴり羨ましくなりながら、常日頃の我が身をを反省しながら、「お二人の想いを込めていただくにふさわしいものを」と心を込めてお作りさせていただきました。

(もちろん、どなたからのご注文もしっかり心を込めてお作りいたしております)

末永くお幸せにお過ごしくださいますよう、心よりお祈り申し上げております。

 

プラチナの美しさを語りましょう

先日、プラチナ・ギルド・インターナショナル主催の「プラチナベーシックセミナー」を受講させていただいて参りました。

プラチナセミナー

現在アトリエヒロウミでお作りしているジュエリーの9割以上はプラチナを使用している製品となります。
しかも、その100%が国際基準のPt950でございます。

鍛造し手作りしているからこそ、プラチナの特性はよく知っているつもりでも、ジュエリー制作者が当たり前と思っているプラチナの良さを、どのような言葉でお伝えしたらお客様に理解を深めていただけ、目の前のプラチナジュエリーの価値をダイレクトにお伝えできるのか?
そのお話を学ばせていただきました。

日本でプラチナジュエリーとして認められるのは、「Pt850」以上です。
つまりプラチナ含有量が85%以上のものでないと「プラチナジュエリー」とは認められません。日本での主流は「Pt900」プラチナ含有量が90%のものです。

実は、国際基準のプラチナジュエリーは、主に「Pt950」が使われています。
プラチナ含有量は95%の高品位なものです。

でも、「高品位が良いのだったら、交じりっけ無しの100%のプラチナを使ったらいいのじゃない?」という声も聞こえてきそうですが、貴金属は意外かもしてませんが、とても柔らかい金属なのです。
それをジュエリーとして制作するにも、日常的に身に着けるにもある程度の金属の硬さが必要になってきます。

ですから、プラチナに僅かな割り金を加える事で硬さを出す必要性があるのです。

アトリエヒロウミでは、プラチナに独自配合の5%の割金を加えています。さらに槌で硬く叩き締めることで一層硬さを出すようにしています。

硬いぶん、加工は大変にはなりますが、硬質であるがゆえ磨いて仕上げたときも一点の曇りも無い鏡の様なプラチナの姿に仕上げることができるのです。

アトリエヒロウミのプラチナ950の輝きは、格別に美しいと自負しております。

想いを込めていただくものだから(結婚指輪)

ヒロウミマリッジコレクション№1

写真は、ヒロウミマリッジコレクション No.1のレディスとメンズです。
シンプルな平甲丸リングで、レディスのみメレーダイヤを1ピース留めています。

スタイルだけを見れば、特に目を引く特徴は備えていないように見えますが、これぞ「身に着けるとより一層違いがわかる」リングなのです。

マリッジリングは、結婚式で交換するためだけのものではありません。
一生を共に歩むパートナーの愛情が込められたものです。

自然に馴染み、寄り添い、安心感をもたらす。

そんなマリッジリングであるように、交換されるお二人には及びませんが心を込めて、地金を溶かし、槌で硬く叩き締め、ヤスリで整え、磨き上げ、ご注文下さるお二人の為だけのリングを一本一本お作りしています。

時を経ても、初めて指に通された時の感動が褪せないリング・・・。
想いを込めていただくにふさわしいリングをお作りいたしておりますと自信をもって申し上げます。

一度お手にとって、その秘密を感じていただきたいと思います。
ヒロウミマリッジコレクションはこちらのジュエリーショップにて触れていただけます。

物語が紡がれるリング(ハーフエタニティ)

写真のリングは「HIROUMI ハーフエタニティーリング」です。

ハーフエタ3本

昨年秋の新作として、エタニティーリングを企画するにあたって、一番に考えたのは・・・

「物語を紡いでいただけるようなリング」と、いうことです。

至ってシンプル。
3mm、2.5mm、2mm幅のリングで、選りすぐったメレーダイヤをそれぞれに合った大きさで、リングの半分よりちょっと下まで留めています。

こだわりは裏取りです。
3㎜幅、2.5mm幅はダイヤの裏を『木の葉型』に糸鋸で窓を空けたように抜いています。
裏取りとは、この「窓を開ける」技法のことですが、形はドリルで開けた○穴のままであったり、手を掛けても□であったりですが、ここはアトリエのこだわりの部分で・・・

「見えないところも美しく」の精神が『木の葉型』となってあらわれております。

リング裏側(裏取り)
ちなみに、2mm幅のリングの場合、幅が狭いリングのため裏取りをしてしまうと指へのはめ心地、馴染みが悪くなってしまいますので、あえて開けておりません。
ですが、十分な輝きをたたえたリングとなっております。
それは、裏からの明りがもたらされなくても、ダイヤの留っている石座の裏まで磨き上げて留めているため、しっかり反射した光がダイヤを照らしてくれるからです。

と、色々アトリエヒロウミらしいこだわりを持って作っているのは当たり前のことですが、ではこのリングをどのような方が、どのような場で身に着けていただくことを想定して企画したかと申しますと・・・

どなたにも、シーンを問わず身に着けていただけるようなリングにしたかったのです。
だからこそのシンプルさと隠し技が効いているリングです。

贈り物としても、記念の品としても、エンゲージとしても、ご自分へのご褒美リングとしてというのも素敵ですね♪
最近は「セカンドマリッジ」といって、ご結婚何十周年かに新しいマリッジを交換されるとうのも聞きますが、そういった重みのあるリングにもふさわしいのではと自負しております。

他のリングと重ねていただいた際にも、エタニティーのリングの側面に丸みを持たせ、他のリングにダイヤが当たらないように配慮いたしておりますので、色々な着けこなしを楽しんでいただけます。

エンゲージリングとしても、一粒石とはまた違った存在感を味わっていただけます。

目先の可愛いデザインではないので、時を経ても色褪せない「共に物語を紡いでいただける」リングとしてお作りいたしました。

フルエタニティーにしておりませんのも、ダイヤを極力傷付けないように、日常生活でよく当たりそうな部分を地金にしておきたかったことや、はめ心地 の良さを考え厚みを調整している事もございます。そして長い時を経てサイズが変わってもお直しすることができるように考えてのことです。

10年、20年、30年と・・・
何十年も共に人生を重ねて、さらに次世代へも物語を紡いでいけるジュエリー。

HIROUMIではハーフエタニティーに限らず、そんな価値をゆだねていただけるジュエリーのみを一つ一つ作り上げて参りたいと思います。

時間がかかるため、多くを作れないことが悩みの種ではありますが。

HIROUMIジュエリー完成のとき(オーダーメイド)

HIROUMIでは、お手持ちの宝石での制作も承ることがあります。

こちらはお客様がお持ちくださったK18リング枠に納まっていたオパールを、Pt950にメレーダイヤを添えて新たにお作りしたリングです。

想い出のある、贈り物のリングですがしばらく仕舞ったままになっていたというオパールに再び輝きを蘇らせるお手伝いです。

ブラックオパールリング

オーダーメイドで、飽きのこない正統派のリングをお作りいたしました。

特に凝った目を引くデザインでない、こういったシンプルなものの方が、全体のバランスの取り方で美しさの違いがはっきり表れますので、細部まで心を配って作り上げていきます。

例えば・・・・
・ 中石を留める爪の太さ、形状、中石に爪の掛る位置
・ 左右に添えるメレーダイヤの中石に対する大きさ、配置、高低差、留める爪の太さ、位置
・ リングの腕の形状、厚みや絞り具合

こういった所をそれぞれバランス良く組み合わせていくことが正統派リングの「作りの技」といえる部分です。

裏の裏まで磨き上げていること、滑らかな指に馴染むはめ心地は当然のことですが細部に渡っての心配りが欠けていては、作品の姿にも現れてくるように思います。

いつも、どんなジュエリーをお作りする時も長い時間をかけ、『最も美しく輝く状態』にまで仕上げて、HIROUMIのジュエリーは初めてお客様の元へお納めさせていただくこととなります。

お客様の身に着けていただいて、お客様と共に輝く姿にしていただいた時こそが本当の『HIROUMIジュエリー完成のとき』と考えております。

HIROUMIでお作りしたジュエリーを毎日楽しんで身に着けて頂けますように♪

 

新たなオーダーメイドリング

アトリエヒロウミで代々お作りしているアラベスクリングをベースに、お客様のイメージに合わせた組み合わせのリングをお作りいたしました。

アラベスクオーダーメイドリング

元々アラベスクはウェーブや唐草で優雅さを表現したデザインでしたが、優しさは残しつつシャープさを出した現代的なデザインに進化させたといってもいいかも知れません。

こういった細かな隙間や組み合わせで成り立つリングこそ、手作りで一つ一つパーツや石座を磨き上げて組み立てていかないと、美しいリングには仕上がりません。

リングのパーツ

ですが私共のアトリエでは、裏の裏まで磨き上げ、輝きを持たせた上に身に着けていただいた時のフィット感にもこだわりたいのです。

リングの裏側

一番美しく、一番着け心地の良いリングにする為にはとてつもなく多くの時間を費やして細かく細かく組み立て、そして磨き上げて出来上がります。

オーダーを下さったお客様は、「ずっと常に身に着けていくリングにしたい」という想いを持ってご注文下さいました。

私共のお作りするリングをお選び下さって大変光栄でございます。

アトリエヒロウミでは、オリジナルマリッジ、オリジナルジュエリーの他、既存のデザインからアレンジしたもの、一からデザインを起こすオーダーメイドジュエリーの制作も賜っております。

HIROUMI jewelleryお取扱店様、またはアトリエヒロウミまでどうぞお気軽にご相談くださいませ。

 

ペアシェイプソリテールリング♪

先日制作しておりました、ペアシェイプダイヤモンドを使ったソリテールリングです。

ペアシェイプダイヤリング

HIROUMIのダイヤソリテール(一粒石)リングは、オーダーが無い限りファンシーブリリアントカットのダイヤモンドでお作りしています。

ファンシーカットに使われるダイヤモンドは、元々のダイヤモンドの原石が、そのファンシーの形状に近い物をなるべくカットによって目方(カラット)を減らさないように最大限生かすようにカットされています。
よって、カットされたピースによって美しいカットのバランスの良いもの、良くないものの差が大きく出ます。
ですから、ファンシーカットの美しいと思うダイヤとの出逢いは、まさに一期一会なのです。

ラウンドカット(○型のカット)のダイヤモンドも素敵なのですが、どうしても4Cのクオリティ有りきでとらわれがちになってしまうのです。
もちろん私どもが選ぶラウンドカットのダイヤモンドは、4Cは目安と考えその中でもより輝く品質のものを厳選しております。

ダイヤモンドのグレーティングでは、4Cと言いまして「カラット(重さ)」「カラー」「クラリティー(透明度)」「カット」の4つを基準にダイヤモンドをランク付けします。

ラウンドブリリアントカットに対する「カット」のランク基準は、ファンシーカットには当てはまりません。ですから、ファンシーカットのカットの美しさの基準は選ぶ人間がどう見るかだけです。

HIROUMIのダイヤモンドソリテールリングは、ダイヤモンドの仕入先に「これぞ」という物が入った時にだけ見せていただき、目で見た後にルーペ でも確認し、ジュエリーに仕上がった姿を想像してみて、ワクワクして作りたくなるようなものしか仕入れません。ですから、作る本数も本当に少ないのです。 (中石サイズはオーダーで変えられます)

原石の個性を生かし相応しくカットし、磨き上げられたファンシーカットダイヤモンド。

ただ一つの輝きをエンゲージリングとして贈られるのはいかがでしょうか?

大阪梅田・阪急三番街「NAKANIWAファインダイヤモンド」さまにて、「ハートソリテールダイヤリング」と「ペアシェイプダイヤモンドリング」がご覧いただけます。(ナカニワファインダイヤモンドの新店舗はこちらです2014/5更新)

羽ばたく鶴のイメージで(ヴァナディス×HIROUMI)

写真は、東京・日本橋三越本店さまとのコラボレーションで制作させていただきました「VANADIS by atelier HIROUMI」のマリッジリングの一つです。

ヴァナディス×HIROUMI

この形は、夫婦仲が良く一生を連れ添うとされる鶴の羽ばたく姿をモチーフにしています。

「鶴は千年、亀は万年」と伝えられるように、鶴は長寿の象徴としても尊ばれてきました。

わざわざ和のモチーフを選んだわけではありませんが、日本で生まれ育ち、日本の四季を目にして育ってきた私達には、自然に心和み安心もたらすように感じます。

鶴をモチーフに、HIROUMIらしい「ダイヤモンドダスト」という細かいタガネで打ち込んで輝きを出した表面加工を施し、選りすぐりの綺麗なメレーダイヤを留めました。

すべて1本づつ地金から叩いて鍛えあげる鍛造手作りのオートクチュールマリッジです。
もちろん単品でもお求めいただけますので、記念日の贈り物、ご自分へのご褒美、お守りジュエリーとしても相応しいものとなっております。

東京・日本橋三越本店 本館6階宝石サロンにてご覧いただけます。
ぜひ一度お手にとって姿だけではない「しっとりしたプラチナの肌触り、吸い付くような指馴染み」をお試しくださいませ。

VANADIS by atelier HIROUMI デビュー♪

昨年末から、アトリエでは新しい試みにせっせと取り組んでおりましたが・・・

今春、三越さまのオリジナルジュエリーブランド「VANADIS(ヴァナディス)」とアトリエヒロウミのコラボレーションで
このたび新しいマリッジリング「VANADIS by atelier HIROUMI」をお披露目させていただくことになりました。

こちらは三越さまの「ジャパンクリエーションキャンペ-ン」という、「日本のものづくり」に焦点をあて、
様々な商品を紹介されている人気企画がありまして、その一環でアトリエヒロウミにもお声を掛けてくださいまして実現したものです。

ジャパンクリエーション

お取扱いは東京の「日本橋三越本店本館6階宝石サロン」さまのみの限定販売となっております。

写真のものと、もう一型、合わせて二型のマリッジをご用意いたしております。

鍛造製法で一本一本、想いを込めて手作りいたした逸品となっております。

レディースにはアトリエ独自の「ダイヤモンドダスト」加工で繊細な輝きをプラスし、メンズでは「鏡面仕上げのこだわり」をダイレクトに
感じていただける、HIROUMIらしさを盛り込んだ正統派マリッジリングとなっております。

「ジャパンクリエーションキャンペーン」の期間は4月6日(水)~12日(火)ですが、マリッジリングは期間以降もお取扱いただきます。

マリッジリングをお探しの方はぜひ一度手にとってみていただけたらと思います。

「百聞は一見にしかず」、いえ「一触にしかず」かもしれませんが、触れていただけたらその違いが歴然とわかっていただけるリングであると自負しております。

どうぞ一度お運び下さいますようお願い申し上げます。