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エメラルドカットが更に映えるリモデル

ジュエリーをデザインしたりお仕立てしながら、いつも思うのです。

美しさを何にどう感じるかというのは、人それぞれだとわかっていながらも、普遍的な美しさとはどんなものであろうかと。

地球にはぐぐまれた宝石たちも、カットや磨き方次第で様々な表情を見せてくれます。
ジュエリーとして身に着けられるように形作られるときに、宝石自体をいかに活かせられるか

宝石自体がそれだけでも魅力がある場合には、できるだけそれをより映えさせることを考えてデザインし、仕立てております。

無理に大げさな目に留まるようなデザインにせずとも、脇役をそこに清冽に控えさせるだけで、中心に据えられた宝石が浮き立つような、透き通る透明感を損なわないように、更に映えるように…

とてもシンプルなダイヤを取り巻いただけのリモデルに見えるかも知れませんが、センターストーンのエメラルドカットと周囲の取り巻きの間にわずかにスキマを作ること。これがもっとセンターストーンに寄っていると、エメラルドカットもせっかくの取り巻きのメレーダイヤも干渉し合って、こんなにスッキリしたものには仕上がりません。

メレダイヤの大きさも、並べて周囲の取り巻きにぴったり収まるように選び抜き、メレダイヤのカットも選び抜いて揃え、留める向きもすべて揃えています。

デザイン画の段階で、ぴっちりスキマの間隔やメレダイヤのサイズも決め込んでおきます。

 

こういったさじ加減は、長年ハイジュエリーを手掛けさせて頂いて来た中で、自然に会得してきたものかと思います。

目を引くデザインではないかもしれませんが、よく見て感じていただけると、美しさの違いはわかっていただけると思います。

何よりも身に着けて頂いたときにおわかりいただけることかと思います。

マリッジコレクション、ハーフエタニティ、ヒロウミコレクションなどのHIROUMIオリジナルジュエリーをはじめ、お預かりした宝石でのオーダーやリモデルも、このような長年培った技術と感覚を元に、すべてのジュエリーにオートクチュールのお仕立てでお応えいたしております。

オーダーやリモデルのご相談もどうぞこちらからお気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

HIROUMIハーフエタニティ ゴールドバージョン♪

定番人気の彫り留めタイプのハーフエタニティHE30Aですが、本日はK18イエロ-ゴールドバージョンもご紹介させていただきます。

いつものPt950だとクールなダイヤの煌きをお楽しみいただけて、K18イエローゴールドは少しあたたかみを感じていただける色合い。

普段お使いのジュエリーや肌に合う色味がゴールドという方にもお勧めです。プラチナジュエリーとの重ね付けや他のプラチナやゴールドアイテムとのミックスコーデネートも素敵だと思います。

この他にK18ピンクゴールドでもお仕立ていたしております。

ご注文により、オーダーメイドでお作りさせていただいておりますので地金変更もご随意です。

写真以外のモデルもどうぞ御覧ください♪

お近くの店舗でのご試着もどうぞ♪

【HIROUMI ハーフエタニティ取り扱い店 】
(山形県) ヴェルティー 山形店TEL(023)625-5151
(東京都) 和光 ブライダルブティックギンザ TEL(03)3562-3822
(静岡県) タカラ堂 TEL(054)254-0141(代)
(愛知県) 松坂屋名古屋店 北館5階宝石サロンTEL(052)264-2843(直)
(大阪府) HIROUMI 本社アトリエ TEL(06)6771-6380
(福岡県) DITIQUE(ディティーク)TEL(093)562-8900
(大分県) Jewelry miite(ジュエリーミーテ)TEL(0979)24-1450

一足早い桜色♪

ここのところ、マリッジリングもK18ピンクゴールドでのオーダーが増えています。

ピンクゴールドでペアもありますし、男性様がピンクをチョイスというのも増えてきました。

弊社の使うK18ピンクゴールドはほんのり優しいピンク色。

赤みが強すぎずお肌の色にも近いので、とても肌馴染みの良い色合いです。

HIROUMI本社アトリエには、K18ピンクゴールドのサンプルリングもご用意しております。

フルエタニティリングの完成です♪

自分達で作っておきながら、見惚れるような圧倒される輝きの連鎖ですね。

綺麗なダイヤモンドを使うのは当然ですが、ダイヤモンドの座る石座も丁寧に磨き、留める際にも石の向きを揃え、輝きが揃うように整えています。そんな見目には見えないような、気付いてもらえないようなところをおろそかにしないで積み上げて、じっくり手をかけて完成するジュエリーは、ちゃんとこちらの労苦をねぎらってくれるような輝きで応えてくれます。

最近は店頭でHIROUMI ハーフエタニティをご覧いただいて、「この輝きのフルエタニティが欲しい!」とおっしゃってくださるお客様からのご注文が少しずつ増えてまいりました。サイズ直しができないリングですのでご注文いただくにも勇気がいるかも知れませんが、つくり手としても、眺めても美しいリングですからお作りするのもすごく楽しんでおります。

フルエタニティに興味を持って下さる方もいらっしゃるでしょうから、ここでハーフエタニティとフルエタニティの作りの違いを少しご説明させていただきますね。

HIROUMIのハーフエタニティは、立体感と装着感を考えてダイヤモンドの入っている手の甲側はダイヤモンドの高さに合わせて少し厚みがあり、手のひら側はリングの厚みを若干薄くしてあります。

そうすることで、手を握ったり開いたりしても厚みを感じにくいようにもなっております。

フルエタニティリングはどうなっているかといいますと、一周同じ厚みで作っております。

フルエタニティだと、どのような装着感かといいますと店頭でハーフエタニティをご試着いただいて、ダイヤモンドを手のひら側に回して、指をグー、パーと握ったり開いたりしてみてください。それがほぼフルエタニティを着けていただいたときの装着感です。

フルエタニティは店頭にはご用意ございませんが、フルエタニティもいいなぁとお迷いの方はご試着の際にダイヤをくるっと回して感触を体験してみてくださいね。

美しいのは当たり前、装着感も極上のハーフエタニティのご試着、フルエタニティのオーダーのご相談はHIROUMI ハーフエタニティ取り扱い各店舗へお越しください。

お近くに店舗のない地域の方々は、アトリエでもご相談を承っております。

資料のご請求もお気軽にお申し付けくださいませ。

 

ハーフエタニティ取り扱い各店舗はこちら
https://hiroumi-jewellery.com/shop-list.html

フルエタニティリングの制作

ここのところ、リング一周にダイヤモンドが入ったフルエタニティリングのご注文も増えてまいりまして制作に勤しんでおります。

ダイヤモンドを一周均等にセットしますので、ダイヤモンドの直径寸法もキッチリと合わせております。
直径サイズがバラバラですと均等にセットするのが難しくなりますので。

まずはベースになるリングを作り、ダイヤモンドの個数分を均等に印を入れてドリルで正確な位置に穴を開けるのですが、手作業なのでどうしても僅かにズレることがあります。

ですが、微調整しやすいのも手作業でして、最後には丁度いい塩梅に収まります。私達はこの塩梅をとても大切にしております☆

下穴を開けてから木の葉型の裏取りを施して、ダイヤモンドが側面からも見える様にU字型に窓開けも施しました。
一工程ずつ丁寧に。
あとはダイヤモンドをセットすれば連鎖の輝きが生まれます☆

※ハーフエタニティリングのページはこちら>です。