「日記」カテゴリーアーカイブ

ジュエリーを制作する上での出来事や、アトリエでの出来事など日常的なことを書き留めております。

良いジュエリーとは。

先月、出張の帰りに名古屋のジュエリークラフトシュドウに寄らせていただき、首藤親方に遅ればせながらの新年のご挨拶をさせていただきました。

その際に、「TOP JEWELLERS of JAPAN(日本のトップジュエラー)」と銘打たれた書籍をいただきました。

TOP JEWELLERS of JAPAN
著者である山口遼氏がセレクトされた、日本のジュエラー、デザイナー、作家さんが紹介されています。

また、「良いジュエリー、良い宝石店とは」「有名店と一流店の違い」など、山口遼氏のコラムが気難しい話ではなく、とてもシンプルにわかりやすく解説されております。

ジュエリーの写真も大きく掲載されておりますので、ジュエリーがお好きな方は是非。

本年もどうぞよろしくお願いいたします

新年明けましておめでとうございます。

昨年は、東北大震災および、福島原発の事故、長野での地震、和歌山の水害など、数多くの災害に見舞われ、多くの方が亡くなられ、また今もその続きの時を必死の思いで生きていらっしゃる方が沢山いらっしゃることと存じます。
アトリエ一同、心よりお見舞い申し上げます。

昨年は皆様にHIROUMIジュエリーをご覧いただく機会に多く恵まれました。
そこで感じたことを形にするべく、本年も一層心と技を込めたジュエリーの制作に取り組んでまいりたいと思います。

ジュエリーは・・・
絆の証し。
心の寄りどころとなるもの。
想いを形にして伝えるもの。
身につけることで元気をもらえるもの。

ジュエリーには愛と、想いが常に込められるものです。
それにふさわしい逸品を精魂こめて作ります。

本年もアトリエヒロウミをどうぞよろしくお願いいたします。

蒼山日菜×HIROUMI コラボジュエリーがデビューします

レース切り絵
レースの様な繊細な切り絵で人気の高いフランス在住の切り絵作家・蒼山日菜さん。

その繊細な切り絵作品を元に、コラボレートジュエリーを制作させていただきました。

それはそれは繊細な、優美な輝き・・・。

蒼山さんの創作される世界観をジュエリーに置き換えるのは至難の業でしたが、なんとか納得していただけるものが作り上げられました。
蒼山さんの次回展覧会にてデビューします。

<日程> 2011年12月14日(水)~20日(火)
<時間> 10時~20時まで(最終日は5時まで)
<場所> 阪神百貨店 梅田本店 9階
【阪神美術画廊】

蒼山日菜 レース切り絵展
「ラ・コンタンプラシオン~沈思黙考」

どうぞ会場にてそのきらめきに出逢って下さい。
魅せられること請け合いです。

プチ展示会のお知らせです

アンティークジュエリー12月2日(金)~3日(土)の二日間だけですが、神戸住吉のアンティークサロン様にて、プチ展示会を行わせていただくことになりました。

HIROUMIコレクションやHIROUMIビス、ハーフエタニティーなど、数は少ないながら違いの解っていただけるジュエリーたちを連れて参ります。

またリフォームのご相談など、オリジナルジュエリー制作のご相談も承ります♪
(リフォームをお考え中のジュエリーがあれば、ご相談だけでもどうぞお気軽に)

また、エコに大いに関心あるオーナーさんセレクトのエコグッズなども置いてありますし、アンティークのみならず、アンテナにピピンと来たものを集めてこられていますので、面白いものが沢山揃っています。

なにより、オーナーはフレンドリーなお人柄なので、遠くからもご近所さんもワイワイ人が集まってくる、アットホームで素敵なサロンです。
一度足を運べば、また来たくなって常連さんに必ずなってしまうという、素敵な魔法がかかってしまいます♪

ただいま、アトリエヒロウミでは、HIROUMIジュエリーを見て、触れていただく、HIROUMIジュエリー体験キャンペーン中(笑)です。
どんなに語る言葉より、見て触れて感じていただけるものが私たちのジュエリーの真髄だと思っています。

見ていただくだけ、ご相談だけでも構いませんのでお気軽にお立ち寄りくださいませ。
当日は、アトリエヒロウミのデザイナーが、ご対応に参っておりますので、何なりとご相談くださいませ。

日時 : 2011年12月2日(金)~3日(土)午前11時~午後6時

お越しくださりありがとうございました。

初めての東京での展示会、「三越ジャパンセンスィズ」にお越しくださった皆様、誠にありがとうございました。

オリジナルのジュエリーを発表するようになってまだ三年足らずで、由緒ある百貨店、日本橋三越本店にて展示会を行わせていただけたことは、稀有なで きごとでございました。長いようであっという間だったような、初めてづくしで雲の上を歩いているような慌しい二週間が終わりました。

会期中には、多くのお客様に直接見て、触れていただき、作りのご説明をさせていただくことができました。
普段は大阪の、それもアトリエに引き籠って制作しているのが主な日常ですので、東京まで出掛けて、多くのお客様にアトリエヒロウミのジュエリーを直接見ていただける機会を持てたことは、誠に有り難く、作りの場だけでは得られない貴重な体験を積ませていただけました。

今回の出店にあたりまして、ロイヤル・アッシャー・ジャパンより「ヒロウミコレクション」の出品ご協力をいただき深く感謝いたしております。

また、多くの知人、友人、ジュエラー関係者の皆さまが、ディスプレイや告知、情報発信など、表立っても裏方としても、私たちだけでは思いつかないことや動けないことに大きな力をお貸し下さいました。心より御礼申し上げます。

また新たな作品をお披露目させていただける機会まで、アトリエに籠って、精一杯のジュエリー制作に没頭して参る所存です。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

アトリエヒロウミ  廣海康夫  廣海貴晴

 

東京での初展示会も明日まで。

HIROUMI bis パピヨン 東京での初のお披露目も、ついに明日までとなりました。
現在、多くのお客様にご覧いただき感謝の毎日でございます☆

今回、先行発売をしております「プチハートシリーズ」の他にも、幸せの象徴と言われる「パピヨン」、ダイヤモンドのラインで様々の模様を描いております「チューリップ」「ツユクサ」他も手にとってご覧いただけます。

私共のジュエリーは身に着けていただいたときに、より映えるようお仕立てしておりますので、どうぞお着けになって輝きの違いをご覧くださいませ。

<展示会のお知らせ>
明日、最終日でございます。

<会期>2011年11月9日(水)~22日(火)

<場所>日本橋三越本店 6階 宝石サロン
<時間>10:00~19:00

また、ウエディング総合情報サイトの「ザ・ウエディング」にてご紹介いただきました。
「リングの“つくり”のチェックポイントは? ジュエリー職人ブランド、HIROUMI」

http://ow.ly/7xE2T

 

展示会始まりました☆

ジャパンセンスィズ/プチハート
本日より、東京にございます「日本橋三越本店」にてジャパンセンスィズが始まりました☆

今回お持ちいたしておりますHIROUMIのジュエリーは、数を沢山作ることのできない品ばかりです。
私共は、こだわりもなく制作したり致しません。
時には一つのデザインの完成まで一年を要したものもございます。
ですから、なかなか今回のように数を揃えてお披露目することが出来ず、展示会のお声掛けをいただきましても、作品の数が・・・ということで辞退させていただくことがほとんどでした。

今回の展示会に至りましたのも、ジャパンセンスィズのコンセプトである「ニッポンの力」日本の物作りを大切に思ってくださる想いに共感いたしまして、私共の丁寧に作り上げたジュエリーがあることを今まで以上に皆様にお伝えし、ご覧いただきたいという想いからでございます。

関東での展示会は今回が初めてでございます。
作品に関しましても、三越オリジナル・ブランド「VANADIS」とコラボレーションしております
「VANADIS by atelierHIROUMI」

ロイヤル・アッシャー・ジャパン にて制作を担わせていただいておりますハイジュエリー
「ロイヤル・アッシャー・HIROUMI Collection」

そして、私共のオリジナルジュエリー
「HIROUMI」「HIROUMI bis」「HIROUMI Marriage Collection」

 

これだけのラインナップが一堂にそろうことも初めてのことでございます。

また、新作の「ハートリボン」コレクションも初のお披露目となり先行販売となります。
クリスマスの贈り物としても、お日にちのご対応をさせていただいておりますので、是非とも一度お運びくださいますようお願い申し上げます。

ジェムクローバー新店舗

ジェムクローバー新店舗石川県小松市にあります、「gem clover小松店」さんが、小松駅前より新たなショッピングエリアとして注目されている沖町地区に移転リニューアルオープンされました。
オーナー様や皆様とは、以前より交流させていただいておりましたので、お知らせをいただきましたときには本当にうれしく、私共も頑張らねばと思った次第です。

また、この度HIROUMIジュエリーの「パピヨン」他も12月末まで店頭にてご覧いただける運びとなりました。
まことにありがとうございます。

HIROUMI jewelleryは石川県で初めてのお披露目となりますので、皆様お立ち寄りの際にはご覧いただければ幸いです。
ジェムクローバーの皆さま、この度はおめでとうございます☆
HP http://www.gemclover.com/

リモデルカウンセラー2級取得

先日、三代目・廣海貴晴が(社)日本リ・ジュエリー協議会の認定する「リモデルカウンセラー」の試験を受けまして、リモデルカウンセラー2級の資格を取得いたしました。

リモデルカウンセラー

飛び級制度はありませんので、まずは2級を・・・。

日本ではジュエリーを作り直す=ジュエリーリフォームと呼ばれてきましたが、欧米で「リフォーム」というと「修理」という意味合いが強いそうです。

「ジュエリーリモデル」ですと、宝石を新たに作ったジュエリーに留め替えて新しい姿に生まれ変わらせてあげるという意味がダイレクトに伝わってきますね♪

ジュエリーリモデルカウンセラーの定義にはこのようにあります(以下引用)

 

資格の定義


1. ジュエリー・リモデル・カウンセラーとは、ジュエリーの素材、デザイン、加工に関する
基本的な知識と経験を有し、顧客の要望を的確に受け止め、それに合致した品物に
まとめ上げ、提供できる高い能力を持った人材である。

2. ジュエリー・.リモデル・カウンセラーは、たんにカタチを変える能力のみならず、持ち
込まれたジュエリーを

(1)リモデルするもの
(2)後世に残すべきもの
(3)修理して使えるようにするもの
(4)スクラップするもの
に仕分けし、ジュエリーの価値を最大化できる方法をアドバイス出来る人材を指す。

(引用ここまで)

ジュエリーはどのようなものでもそれぞれに価値があるものです。
それを最大限に生かしてあげることが私共がリモデルにおいて心がけていることです。

ジュエリー動画

先月になりますが「Gallery」のページをリニューアルいたしました。
今までHIROUMIにて制作致しましたジュエリーや、現在ご覧いただけるジュエリー、またオーダー頂きましたジュエリーなど写真でご紹介致しております。

ページ下の段ではソリテールリング2本の詳細をふまえて「Movie Gallery」として動画でご覧いただけますようにしております。
ジュエリー一覧
今回2本だけでございますが、現在実物をご覧いただけますリング2本を様々な角度より回転させて動画を掲載いたしました。
PSダイヤリング

(画面右下部分をクリックすると動画をご覧いただけます。)

ジュエリーに興味はあるけど、ジュエリーショップは敷居が高くて入りづらい、ショップではライトが強くて指輪が光って見えずらい、リングは小さなも のですので拡大鏡を使って見てみたい、指輪ってどんなものなの?自宅でゆっくり見たい・・・そんな色々な思いもあるのではないかと思い今回初めて動画を 撮って掲載いたしました。
高画質で撮っておりますので、ご参考にご覧いただけましたらと思います。

実物をご覧になりたい場合は、どうぞお問い合わせくださいませ。
お問い合わせのページはこちらです。

見学にいらっしゃいました

制作に携わらせていただいておりますジュエリーメーカーのスタッフの方々が、2日間に渡って見学にお越しになられました。

ジュエリー制作の見学

三代目が囲まれております。(笑) ビデオも撮っています。
皆さん、息を殺すように手元を見つめていらっしゃいます。

日頃はジュエリーの企画や、販売店との橋渡しをしてくださるスタッフの方々も、実際に手作りで一から作り上げているところを見ることは、滅多にないことです。

どうやって作り上げているのか、どこがどう違うのかを見て、学び、理解し、お客様へ伝えいきたいとお越しくださいました。

お仕事に対する姿勢に感激いたしました。
共にお仕事をさせていただくに当たり、こちらも姿勢を正し、背筋を伸ばして制作に当たらせていただきます。

お忙しいスケジュールの中、遠くまでお越しくださり有難うございました。

HISTORIC RINGS 指輪88 四千年を語る小さな文化遺産たち

素晴らしい本をいただきました。

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淡交社からつい先ごろ発刊された「HISTORIC RINGS 指輪88 四千年を語る小さな文化遺産たち」という書籍を頂戴いたしました。ありがとうございます。

掲載されているリングは、橋本貫志氏とおっしゃるコレクターの方がオークションで落札されて集められたもので、紀元前2000年前から現代にいたるまでの価値ある壮大なコレクションは圧巻です。
リングの歴史がわかる、まさに歴史的な価値のあるリングが紹介されています。

今までも橋本貫志氏のリングを紹介した書籍はありましたが、今回とても嬉しくなったのは、「写真が寄りで大きいこと!」です。

橋本貫志氏のコレクションを美術館などの展示で拝見させていただいたこともありますが、裏や横が見たくて、ショウケースに不自然にへばりつく怪しい奴になりがちだったのですが(笑)、この本の写真は見たいところをちゃんとアップで紹介してくださっています。

指輪という小さなもので、ましてや紀元前何千年前のものといったら形を留めてのこっていること自体が奇跡のようなものです。

また海外にもこのような歴史的な価値ある指輪に特化して、これだけ充実したコレクションを集められた方も橋下貫志氏の他にはいないということを聞いたことがあります。

どのリングにも、作り上げた人の想いや、身に着けた人の想いが籠り、語りかけてくるようなリングたちです。

これだけ素晴らしいヒストリックリングを集め、私達の目に触れさせてくださった橋本貫志氏に感謝いたします。

そして私共は、いまこの時代にはこのようなリングが作られていたと、いつかジュエリーの歴史に語られるようなリングを、ジュエリーを作り上げていきたいと心に誓うのであります。

プラチナの美しさを語りましょう

先日、プラチナ・ギルド・インターナショナル主催の「プラチナベーシックセミナー」を受講させていただいて参りました。

プラチナセミナー

現在アトリエヒロウミでお作りしているジュエリーの9割以上はプラチナを使用している製品となります。
しかも、その100%が国際基準のPt950でございます。

鍛造し手作りしているからこそ、プラチナの特性はよく知っているつもりでも、ジュエリー制作者が当たり前と思っているプラチナの良さを、どのような言葉でお伝えしたらお客様に理解を深めていただけ、目の前のプラチナジュエリーの価値をダイレクトにお伝えできるのか?
そのお話を学ばせていただきました。

日本でプラチナジュエリーとして認められるのは、「Pt850」以上です。
つまりプラチナ含有量が85%以上のものでないと「プラチナジュエリー」とは認められません。日本での主流は「Pt900」プラチナ含有量が90%のものです。

実は、国際基準のプラチナジュエリーは、主に「Pt950」が使われています。
プラチナ含有量は95%の高品位なものです。

でも、「高品位が良いのだったら、交じりっけ無しの100%のプラチナを使ったらいいのじゃない?」という声も聞こえてきそうですが、貴金属は意外かもしてませんが、とても柔らかい金属なのです。
それをジュエリーとして制作するにも、日常的に身に着けるにもある程度の金属の硬さが必要になってきます。

ですから、プラチナに僅かな割り金を加える事で硬さを出す必要性があるのです。

アトリエヒロウミでは、プラチナに独自配合の5%の割金を加えています。さらに槌で硬く叩き締めることで一層硬さを出すようにしています。

硬いぶん、加工は大変にはなりますが、硬質であるがゆえ磨いて仕上げたときも一点の曇りも無い鏡の様なプラチナの姿に仕上げることができるのです。

アトリエヒロウミのプラチナ950の輝きは、格別に美しいと自負しております。

幕末・明治の超絶技巧

幕末・明治の超絶技巧
先日、名古屋から遊びに来てくれた職人さんや、大阪の職人さんのお仲間と、大阪歴史博物館にて開催中の「幕末・明治の超絶技巧」展覧会を観賞しに出掛けて参りました。

展示されているものは、京都の清水三年坂美術館コレクションを中心に紹介されています。
清水三年坂美術館には昨年夏に行ったのですが、他所の展示に貸し出されていて観れなかったものも多数ありましたので、今回の充実した展示は嬉しかったです。

近代日本の彫金の歴史は、刀装具制作の流れから派生したものと学びましたが、明治時代の廃刀令により、刀装具での仕事を失った職人たちが、その技術 を別の形に活かして置物であったり、器や花瓶などを作り上げて、明治~大正時代に海外の博覧会に出品され、西欧諸国に驚嘆されたという見事な作品が残され ています。

金属をそのままの色で工芸品に作り上げるだけでなく、日本独特の「色金」という手法で色を変えた金属を象嵌したり、生きものや果実などを写実的に表現したり・・・
気が遠くなるほど細密な象嵌などなど・・・
意匠や文様も日本独特のものです。(たとえルーツがシルクロードに有りそげな文様でもしっかり日本スタイルに昇華されているような感じです)

何時間でも魅入られてしまいそうになりました。

ここまでのものですと、どうやって作っているのだろうか?ということは・・・あまり考えません。
素直に美しく、素晴らしいものとして眺めるだけで、創造力の大いなる助けになってくれるはずです。
たとえ作るものに工芸品とジュエリーとの違いはあっても・・・。

今できる事。

本日で「東日本大震災」より一週間が経ちました。
被災地では物資が不足している状況の中、やっと少しずつガソリン等を輸送し物資が送れるようになりつつあるようです。
先日大阪府知事より、現在の大阪の活動報告として生放送がございました。
一時、仕事の手を休めアトリエの全員で見るように致しました。
お話の中で、被災地の支援として「大阪府営住宅を開放し被災者の受け入れ」の態勢を整えている旨が発表されました。
移動手段についても検討されているとの事。

この活動は大阪だけではなく、日本全土で同様に取り組みがなされつつあるようです。
愛する土地を離れることは大変苦痛でしょうが、少しでも助けになればと感じました。

詳しくは大阪府ホームページをご覧くださいませ。
http://www.pref.osaka.jp/koho/tohoku_jishin/index.html

また、当アトリエでも大きな事は出来ませんが、被災地の復興に役立てていただくため、「日本赤十字社」、「岩手県災害義援金募集委員会」へと振り分けて義援金を寄付致しました。
一時的な感情での寄付ではなく、これからが大変だと思いますので毎月継続して送れるようにしていきたいと思います。

どうしても明るい話題を避けがちではございますが、テレビ等でも明日への活力として日常の番組が組まれるようになってまいりました。
そして、私共に出来るプロフェッショナルな事と言えば、やはり「ジュエリーを作る事」です。
ジュエリーは、どうしても今必要のない物と言われてしまうかも知れません。
しかし、美しいものは身に着けるだけで心が豊かになるものでございます。
食事も、ただ口にできればよいと言う事ではなく、工夫を凝らし料理をするのは栄養だけではなく
「味で喜びを感じ、彩りで楽しみ、香りで心を満たすもの」
だからだと思います。

人が前を向いて歩きだすには、健康と共に心がとても大切だと感じております。
ですから、ジュエリーも不要な物では無く、明日への希望となるように真に美しく輝くジュエリーを、私達は生み出して参りたいと思います。