「結婚指輪(マリッジリング)」タグアーカイブ

HIROUMIマリッジ「プラチナ」

HIROUMIで使用しているプラチナは、結婚指輪を始め全てのジュエリーで独自の割金配合のプラチナ「Pt950」を使用しています。(※チェーンや金具など一部は除きます)

国内で通常販売されているプラチナジュエリーは、パラジウム割のプラチナ「Pt900」が多いと思います。

「Pt950」と「Pt900」の違いは、純度が異なることで様々な違いがあるのですが、どちらが良いと必ずしも言い切れるものではないことと、ネット上でも多くの記載があるので割愛します。

ただ、HIROUMIでPt950を使用する理由として、国際的にプラチナの純度が95%以上でないとプラチナ製品と認められない国があること、純度が高くとも割り金配合によっては十分に変形に耐える事ができること、私共もつくり手として精一杯作っており、より皆様に満足いただけるジュエリーをお届けしたいと本気で考えていること。
それらがHIROUMIがプラチナ950を使用する理由です。

硬すぎても柔らかすぎても、ジュエリー本来が持つ魅力を発揮できないと考えるからこそ、変形しにくい独自の割り金配合のプラチナを使うようになりました。

HIROUMIマリッジCollection WEBサイト

HIROUMIマリッジ「手づくり鍛造」

HIROUMIマリッジCollectionは、全て手づくりの鍛造技法でお作りしております。

それは、マリッジリングはファッション性だけでなく、常日頃身につけるものとして、人生において最もかけがえのない記念日にお選びいただく指輪であり、「日常使いに耐えられる強度」「安心して身につけていただくための形状」「50年経っても色褪せない普遍的なデザイン」、そして何より違和感なく永く身に着けたいただくための「着け心地」が大切だと考えるからです。

それらの全てをクリアできる指輪を考えたとき、手づくりの鍛造でお作りさせていただこうとなりました。

HIROUMIマリッジCollection WEBサイト

HIROUMI マリッジコレクション10周年

早いもので、HIROUMIマリッジコレクションを発表して、この9月で10周年を迎えることになりました。

それまでは、ブランドやメーカー、デザイナー様からのご依頼でジュエリーを作り続けて半世紀以上経っていましたが、オリジナルのHIROUMIブランドとしてお届けするものではありませんでした。

ブランドをスタートした頃は、ジュエリー業界も手加工からCADを使い原型を作るような大きな変換期を迎えた時期でした。

私共が得意とするのは手づくりで、パーツの一つ一つを手作業で作り組み立てるハイジュエリーでした。
つけた瞬間からしっくり馴染む、どこから見てもバランスの取れた美しさと繊細さがあり、隠れたところまで磨き上げた一点の曇りもないジュエリー作りを長年心がけ、更に更にと上を目指して研鑽を積んできていました。

ただ、そんなハイジュエリーだけではなく、もっと身近に感じて一生慈しんでもらえるようなジュエリーはないのかと考えていたときに、本格的なジュエリーを初めて身につけるのがマリッジリングという方も結構いらっしゃると聞いて、『より多くの方に、手づくりのジュエリーの良さを感じていただきたい』とマリッジリングからオリジナルジュエリーをスタートさせました。

そんな私共の思いに共感し、HIROUMIのマリッジを取り扱ってくださるお店様も1店舗からスタートし、現在では9店舗にまで広がりました。

手づくりですから作れる数に限りがありますし、納品にもお時間をいただいてしまいますが、これまでに多くのマリッジリングを送り出して参りました。
オリジナルデザインはもとより、皆様のご希望を最大限に生かすアレンジ制作も大変ご好評をいただいておりますし、マリッジとしてだけではなく、アニバーサリーリング、ファッションリングとして納めさせていただいたものも数知れません。

手にとって、選んでくださったお客様、そして熱心に私共のマリッジリングの良さを伝えて下さる取扱店の皆様、誠にありがとうございます。

ちょっぴり自慢に思っていることは、それだけの数を作っていながら修理品が滅多に里帰りして来ないことです。

サイズ直しや磨き直しで年に数本の里帰りがある程度です。

毎日つけるマリッジリングで、これほど修理のご依頼もなく、サイズ直しで戻って来てもすごく綺麗な状態で『大事にして貰っているんだ』と嬉しく思いながら、再び長くご愛用いただけるように丁寧にお直しさせていただいております。

これから先も末永く、皆様と共に人生を歩ませていただけるマリッジリングを作り続けて参ります。

そしていつお直し里帰りがあっても良いように、万全の体制でアトリエを守って参ろうと思っております。

今後ともご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。