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こだわりのペンダント

最近はダイヤモンドをご自分でご購入されて、お好きなデザインで作りたいというニーズも多いようです。

元々オーダーメイドの一点物は得意ですが、メーカーさんからのオーダーですと、ラフ画で大まかなデザイン確認をして後の細かなリング幅だとか石留めの爪の大きさや位置、高さなどは弊社の匙加減でお任せという場合が殆どです。

それは長年の信頼関係と、弊社の作りがどんなものかをよくわかってくださっているからのこと。

一般の方で初めてのオーダーメイド、どこに頼んだら良いのかと探されて弊社に辿り着いてくださった方、またご遠方で品物を送っていただいてメールでのやり取りでデザイン打ち合わせでとなるととても不安なことかと思います。私共ではお客様の意向を汲みつつデザインを起こして参りますが、ダイヤも向きはこちらの方がインクルージョンが目立たない、細かな設えの部分はこうした方がダイヤをより輝かせることができるといったプロの目からのご提案を交えつつ、お客様のご希望をご一緒に理想形にまとめあげ、ご満足いただけるジュエリーにお仕立てさせていただいております。

お写真のお品も、お客様のお好みのアンティークテイストの表情を取り入れて、いろんなチェーンやカラビナでも使える大きめなシンプルバチカンをセット。アンティークな設えのままだと、裏はホイルバックなどで塞いだ形状に仕立てられているものなのですが…

しっかり明かりを取り入れられるようスリットを入れて、そして肌当たりよく丸みは持たせつつ、安定する形状に組み立てました。

セットする宝石の美しさをさらに映えさせること、着け心地の良さについてはお任せください。

裏まで綺麗。どこを見ていただいても綺麗なお仕立てを心掛けています。と、言うよりこれが普通だと思っています。

どなたにとっても、ジュエリーをオーダーするというのは敷居も高く不安もいっぱい、お気軽にというものではないでしょうが、「HIROUMIなら任せて安心、思っていた以上の出来栄え」と思っていただけるものしかお仕立てしませんので、どうぞ安心してご相談ください。

プラチナの粉雪が降る♪

キラキラとステンレスバットに降り積もっているのは、プラチナの粉雪です。溶けませんが(笑)

今はリングのデザインに合わせてヤスリで削って形作っているところです。

作れば作るほど、プラチナの粉もどんどん降り積もります。

プラチナは粘りのある貴金属なので、削るのもザクザクとはいかないし、ヤスリも目詰まりしやすいので結構力がいります。

粉々に削り落とされたプラチナは、集めて精錬してもらって純プラチナに戻してから再び使います。

マリッジも1本ずつヘラがけ♪

マリッジリングも1本ずつ超鋼ヘラで『ヘラがけ』します。

小キズをヘラで表面のヤスリ傷などを押さえつけながら光らせる作業を必ず行います。
バフで磨き上げる前の下地を整える作業ですが、これを施すか否かでも輝きに差が出ます。

 

ここ大事なところです。

丁寧に1本ずつ、昔ながらの製法と今までに培った手法を駆使して丁寧にお仕立てする、オートクチュール仕立てのマリッジリング。

HIROUMI マリッジコレクション取り扱い各店でご覧いただけます。

ぜひお近くの店舗で、その指通りの違いをお確かめ下さい。

ブレスレットの完成♪

さて、やっと完成した姿のお披露目です。

前回石留め前の姿をご紹介したパーツはメレダイヤ、カレダイヤを交互に留めて

大きなキャラ石をセンターに。贅沢なブレスレットが完成致しました。

重厚過ぎず、カジュアルにもお着けいただけるように、お客様のお肌に馴染むK18ピンクゴールドでお仕立てしました。

実は…元の姿はこちらのリング2本

お母様から譲られた古いリングのダイヤを使ってのリモデルでした。
普段はアクセサリーをお着けにならず、リングは苦手というお客様が、いつも着けていられるようなブレスレットにと、いくつもデザインを描いてご相談の結果が完成品の姿です。


古いリングなどからのリモデルの場合、どうしても石の欠けや傷があったりしますので、新品のルースをご用意する場合とは違い、欠陥カバーなども臨機応変に対応するスキルが必要になってきます。


今回のデザインも、角ダイヤの角をカバーできるようにバー状の爪で角ダイヤの2辺を隠しつつ、デザインのアクセントになるように気をつけました。
 
いかがでしたでしょうか?
ソリテールリングからのリモデルは、気軽で完成形をイメージしやすい一粒石ペンダントでのご依頼が多いのですが、デザイナーとご一緒にあなたらしいデザインを模索するジュエリーリモデルもお楽しみいただけます。
 
リモデルのご相談、お問い合わせはHIROUMI本社アトリエまで、お気軽にどうぞ♪

石留め前の姿♪

ジュエリーを形作ったら、石座の裏まできれいに磨いて、ここから石留めに入ります。

左に並んでるのは、石留めの位置を決めた順番に並べたルースです。

ルースも縦横の大きさや深さがそれぞれ微妙に違うので、それぞれに合わせて指定席を作ります。

ここを疎かにすると、ピシッと揃えて留められませんし、それは出来上がった姿にも大きく影響が出ます。

手間と時間は掛かりますが、私共にご依頼下さるお客様は皆様『美しい仕立てのジュエリー』を求められてご依頼くださっているはずなので、制作には手間暇惜しまず、思いっきり手を掛けております。