次は、HIROUMIマリッジ「Collection №3」のご紹介です。
フリルを思わせるフォルムがスタイリッシュなリング。
叩き締めた地金をリング状にしてから1本1本削りだしたラインは、きりりとエッジが立っていますが、丹念に手作業で仕上げることで指なじみは、あくまで滑らか。両脇の指にも角当たりしません。
レディスには、ヒロウミ独自のダイヤモンドダスト加工で柔らかく優しい輝きとテクスチャーを施し、ダイヤモンドを1粒、あしらっています。HIROUMIから生み出されるジュエリーに関することを書き留めていきます。
次は、HIROUMIマリッジ「Collection №3」のご紹介です。
フリルを思わせるフォルムがスタイリッシュなリング。
叩き締めた地金をリング状にしてから1本1本削りだしたラインは、きりりとエッジが立っていますが、丹念に手作業で仕上げることで指なじみは、あくまで滑らか。両脇の指にも角当たりしません。
レディスには、ヒロウミ独自のダイヤモンドダスト加工で柔らかく優しい輝きとテクスチャーを施し、ダイヤモンドを1粒、あしらっています。次にご紹介させていただくのが、HIROUMIマリッジ「Collection №2」
初代からアトリエに受け継がれてきた伝統のリングは、柔らかなウェーブラインが特徴。
プラチナを叩き締め、成型してから1本ずつ削り出す技法によって、リングサイズごとにベストな美しさのウェーブラインを生み出しています。
こちらのモデルは実際に作っている制作動画もございます。
制作動画はこちらから
まずご紹介させていただくのが、HIROUMIマリッジ「Collection №1」
HIROUMIオリジナルのPt950。その魅力を最大限に生かした究極のシンプルマリッジです。
甲丸リングと平打ちリングの中間の柔らかなラインの平甲丸リングです。
シンプルだからこそ、鋳造の大量生産品では味わえない、一本ずつ叩き締めて作り出す鍛造技法の地金の硬質な輝きと重厚感を感じていただける逸品となっています。
白く艶やかな鏡面仕上げの美しさと滑らかな指通り、心地良いフィット感を毎日の中で実感していただけます。
HIROUMIマリッジCollectionは、全て手づくりの鍛造技法でお作りしております。
それは、マリッジリングはファッション性だけでなく、常日頃身につけるものとして、人生において最もかけがえのない記念日にお選びいただく指輪であり、「日常使いに耐えられる強度」「安心して身につけていただくための形状」「50年経っても色褪せない普遍的なデザイン」、そして何より違和感なく永く身に着けたいただくための「着け心地」が大切だと考えるからです。
それらの全てをクリアできる指輪を考えたとき、手づくりの鍛造でお作りさせていただこうとなりました。
今年の9月で10周年を迎えたHIROUMIマリッジCollection
10月に入り新作を作る一方で、HIROUMIコレクションについてアトリエ内で話し合う機会があり、熱い想いが多すぎていつも話しが長くなるので、どうすれば分かりやすくお客様にご説明出来るだろうか…などを話し合っておりました。
個人的には想いがいっぱい詰まっているのだから、それもいいんじゃないかと思っているのですが☆
折角の機会なので改めてご紹介していきたいと思います。
写真はヒロウミマリッジコレクションの1ペアです。
今回、プリンセスカットを使用したレール留めの『フルエタニティリング』をオーダーでお作りさせていただきました。
鍛造をご希望でしたので、先ずは平打ちのリングを手作業で作ってから、レールになる部分や柱などは全て糸鋸やドリルを使って削り出しました。
プリンセスカットは、メイクを揃えても一つ一つ個性があるので、しっかりと石座を作る必要があります。
石合わせと言われる作業で、根気のいる作業ですがその辺りは大の得意としております☆
しかし、フルエタニティリングを作る上で一番大事なのは事前の準備だと言っても過言ではないと思っております。
リングサイズによって円周は変わりますし、実際に揃えることの出来たプリンセスカットの直径によっても使用個数やリングの厚みも変わってくるからです。
とはいえ、プロとしてお作りさせていただく以上、それはあたり前のことなので、入念に準備をしてから取り組ませていただきました☆
フルエタニティリングの魅力はなんと行っても、一周ダイヤモンドがセットされているその輝きの連鎖ではないでしょうか。
さらに、プリンセスカットは比較的深さのあるダイヤモンドですが、違和感なくお着けいただけるようにと、ダイヤモンドがリング内側に出ないギリギリの厚みでお作りさせていただきました。
着け心地とフィット感のよさは、まさにオーダーならではの醍醐味です。
この度は、オーダーいただきましてありがとうございます☆
オーダーやご相談に関しましては、お問い合わせよりお願いいたします。
HIROUMIマリッジコレクション発表からから9月で10周年を迎えることとなりました。
これもお客様、お取扱い店様の応援があってのことと深くお礼申し上げます。
現在、HIROUMIジュエリー及びマリッジコレクションを全国で一番初めにお取扱い頂きました「ナカニワファインダイヤモンド」にて、10thを記念して『HIROUMI 10th ブライダルリングフェア』を開催中です。
この期間は「マリッジリング」「ハーフエタニティ」「エンゲージリング」の全型を店頭でご覧頂くことが出来ます。
他にもHIROUMIの作品もご覧いただけますので、是非この機会にHIROUMIの作品をお手にとってご試着いただければ幸いです。
もちろん、アレンジのご相談をはじめリフォームのご相談も承ります。
また、以前よりもっと細いリングを作ることは出来ないかとご相談いただくこともございましたので、今回新作で細身のハーフエタニティリングを作りました。こちらも鍛造でしっかりと鍛えつくり上げております。
(ハーフエタHE30A(左)との比較です)
正式な発売はまだ先ですが、この期間のみ先行にて店頭でご試着いただけます。詳しくは店頭までお問い合わせくださいませ。
会期 : 9月1日(日)~30日(月)
時間 : 11:00~20:00 (水曜定休日)
会場 : ナカニワファインダイヤモンド
住所 : 大阪市北区梅田1丁目11-4 大阪駅前第4ビル1階(御堂筋側)
早いもので、HIROUMIマリッジコレクションを発表して、この9月で10周年を迎えることになりました。
それまでは、ブランドやメーカー、デザイナー様からのご依頼でジュエリーを作り続けて半世紀以上経っていましたが、オリジナルのHIROUMIブランドとしてお届けするものではありませんでした。
ブランドをスタートした頃は、ジュエリー業界も手加工からCADを使い原型を作るような大きな変換期を迎えた時期でした。
私共が得意とするのは手づくりで、パーツの一つ一つを手作業で作り組み立てるハイジュエリーでした。
つけた瞬間からしっくり馴染む、どこから見てもバランスの取れた美しさと繊細さがあり、隠れたところまで磨き上げた一点の曇りもないジュエリー作りを長年心がけ、更に更にと上を目指して研鑽を積んできていました。
ただ、そんなハイジュエリーだけではなく、もっと身近に感じて一生慈しんでもらえるようなジュエリーはないのかと考えていたときに、本格的なジュエリーを初めて身につけるのがマリッジリングという方も結構いらっしゃると聞いて、『より多くの方に、手づくりのジュエリーの良さを感じていただきたい』とマリッジリングからオリジナルジュエリーをスタートさせました。
そんな私共の思いに共感し、HIROUMIのマリッジを取り扱ってくださるお店様も1店舗からスタートし、現在では9店舗にまで広がりました。
手づくりですから作れる数に限りがありますし、納品にもお時間をいただいてしまいますが、これまでに多くのマリッジリングを送り出して参りました。
オリジナルデザインはもとより、皆様のご希望を最大限に生かすアレンジ制作も大変ご好評をいただいておりますし、マリッジとしてだけではなく、アニバーサリーリング、ファッションリングとして納めさせていただいたものも数知れません。
手にとって、選んでくださったお客様、そして熱心に私共のマリッジリングの良さを伝えて下さる取扱店の皆様、誠にありがとうございます。
ちょっぴり自慢に思っていることは、それだけの数を作っていながら修理品が滅多に里帰りして来ないことです。
サイズ直しや磨き直しで年に数本の里帰りがある程度です。
毎日つけるマリッジリングで、これほど修理のご依頼もなく、サイズ直しで戻って来てもすごく綺麗な状態で『大事にして貰っているんだ』と嬉しく思いながら、再び長くご愛用いただけるように丁寧にお直しさせていただいております。
これから先も末永く、皆様と共に人生を歩ませていただけるマリッジリングを作り続けて参ります。
そしていつお直し里帰りがあっても良いように、万全の体制でアトリエを守って参ろうと思っております。
今後ともご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
恒例となりました松坂屋名古屋店での「ブライダルジュエリーご相談会」
いよいよ今週末7月27日(土)~28日(日)の開催です。
HIROUMI三代目・廣海貴晴が直接皆様からの「こうできますか?」「ああしたいんだけど…」等々のマリッジリングに関する質問疑問にお応えしながら、お一人お一人の理想のリングをカタチにするお手伝いをいたします。
もちろん、マリッジリングだけではなく、お持ちの宝石を使ったリモデルやオーダーのご相談も承ります。
この機会にぜひお運びくださいませ。
お待たせしないでご相談いただけますように、お時間のご予約はこちらまでどうぞ♪
松坂屋 名古屋店 北館5F宝石サロン
〒460-8430名古屋市中区栄3-16-1
℡(052)264-2843(直通)
今回、1.5ctの大きなダイヤモンドをお預かりして、新しいリングに生まれ変わるお手伝いをさせていただきました。
これだけ立派で上質なセンターストーンだと、プラチナを使い、メレダイヤで取り巻いて、さぞやゴージャスに…
ではなく、お客様とご相談しつつ「アンティークな趣があり、普段遣いもできる派手派手しくないものに」となりまして
K18イエローゴールドを使って、石座もアンティークテイストな「菊爪」に。
菊の花びら型に広がった石座で花弁部分はU字にえぐれているので、そこにダイヤモンドのパビリオン部分のカットが放射状に写り込んでいて派手派手若くはないですが地味でもなく、ちゃんと華があります。
リングの腕もピカピカしない程度の「ゆるいマットな感じ?」テイストの絶妙仕上げ。
実際はピカピカに仕上げてから、わざわざ曇らせているのです。
石座も低めにして、出しゃばりすぎず安定感も抜群です。
爪の形の名前は「菊爪」ですが、私は出来上がった姿から「レンゲの花」を思い浮かべてしまいました。
大きなダイヤだけど、可憐さのある、いつまでも慈しんでいただける温かみのあるリングに生まれ変わりました。
譲り受けられたダイヤモンドリングが、「今使うには不向き…」「私にはちょっと似合わない…」「もっと気軽に使えるものに…」とお使いにならないで仕舞い込まれているのは本当にもったいない話です。
こちらも元々はガッシリと大きな鬼爪のソリテールリングでしたが、カジュアルにも、シックにも、お着物にも合わせやすい姿へ変身いたしました。
このようなリモデルもデザインから承っております。
まずはHIROUMIジュエリー取扱い各店舗まで、お気軽にご相談下さいませ。
今回、静岡で初めてのブライダルジュエリーご相談会を催していただくことになりました。
当日はアトリエヒロウミ三代目・廣海貴晴が直接お客様のブライダルジュエリーのご相談を承ります。
HIROUMIマリッジコレクションからのアレンジのご相談をはじめ、オリジナルマリッジ制作のご相談、ブライダルジュエリーご相談会のタイトルではございますが、ブライダルだけに限らず様々なジュエリー制作、及びリフォームのご相談も承ります。
どのデザインがお指ににしっくり馴染みそうか?といったマリッジコレクションからのリング選びのお手伝いももちろんいたしますが、せっかく作り手が参りますので「ここをこんなふうにすることはできるの?」「入っているダイヤモンドの大きさってどこまで大きくできるの?」「このデザインのここにミルグレインは入れられる?」「このリングは僕の指に合っていますか?リング幅は?」などなど、様々なご希望やご要望、お悩みなどのご相談に応じます。
作り手に直接ご相談いただける、滅多にない機会です。静岡近郊でマリッジリングをお探しの方、ご検討中の皆様は是非この機会にお越しくださいませ。皆様とお会いできることを楽しみにいたしております。
事前にお電話で日時のご予約をいただけますと、お待たせしないでスムーズにご相談いただけます。
日時:5月18日(土)~19日(日) 両日共に午前10:30~19:00
会場:タカラ堂 静岡本店
住所:静岡市葵区呉服町2丁目4-4
電話:054‐254‐0141(代)※ご予約、お問い合わせはこちらまで
10連休も最終日になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
コラボレーションモデルで次にご紹介するのは、「クインテット 10thセレブレーション モデル」です。
こちらはヨロイの部分にあしらわれた『睡蓮の花』のモチーフを担当させていただきました。
モチーフはPt950とK18イエローゴールドの2つのバージョンに、それぞれダイヤモンドを8個、計0.26ctを留めたもの。
平坦にならないように、ほんの少し膨らみをもたせふっくらとした花びらや、空間を生かし物理的に見た目にも「重くならない」ことに配慮しました。
凛とした佇まいで咲き誇る大輪の花を、HIROUMIらしい細かな手打ちのミルグレインで縁取りしております。
今回コラボレーションさせていただいたメガネフレームを順を追ってご紹介いたします。
まずご紹介するのは、Line Art CHARMANT(ラインアートシャルマン)
『クインテット 10th セレブレーション ショーピース(XL1614)』です。
こちらのモデルはチタンフレームに合計140石、計5ctのダイヤモンドをパヴェセッティングしたモデルです。
ラインアートの10周年を記念して特別なメガネフレームをとのお話から、別格なものをお作りしたいという想いが湧き上がりました。
ラインアートというメガネフレームは特別に開発されたエクセレンスチタンがしなやかにお顔に添うテンプル、フレームもチタンの軽やかさが最大の魅力であり、そうでなければラインアートにあらずというもの。
一方、私共のジュエリーも軽やかさは常日頃追求しているものの、触りなれているプラチナやゴールドなら特性は知り尽くしていても、チタンは知識上での素材。
それでも私共を大切な10周年記念モデルの制作パートナーとして声を掛けていだいたからには、期待に応えれるようにチタンの素材を預かりダイヤモンドのセッティングのテストを始めました。
テストを繰り返すことで素材の特性を把握し、従来のHIROUMIらしいパヴェ留めが可能となりました。
いつもと違うのはメガネフレームという特性から軽さもさることながら、ご使用において変形などの不安のない強度を保つこと。
そのためにいつものダイヤモンドの裏を抜く「裏抜き」は今回はあえて行わず、ふっくらした柔らかなフォルムを重視してフレームを制作いただきました。
ダイヤモンドの周囲は限界まで地金をそぎ落とすことで、ダイヤモンドの側面から十分な光が取り込めるような工夫も凝らしております。
ダイヤモンドを留める際にも、テーブル面の八角形の向を揃えることで、光が反射した時のシャープな乱れのない輝きがもたらされるように1石ずつ丁寧に留めております。
『華やかでありながら、派手ではないこと』
『重厚な品格は備えながら、着け心地は軽やかで負担がないこと』
普段のジュエリーづくりで心がけているHIROUMIらしいジュエリーの基本の考えが、今回のコラボレーションでも生かせたように思います。
メガネの産地福井県鯖江市において、半世紀以上に亘りメガネフレームメーカーとして歩んできたシャルマンとの異業種コラボレーション作品がお披露目となりました。
シャルマンは「エクセレンスチタン」という独自の素材の、驚くほど軽やかでしなやかにお顔にフィットするメガネフレームを作られています。
そのエクセレンスチタンの人気メガネブランドLine Art CHARMANT(ラインアートシャルマン)が今年発売10周年記念ということで、ジュエリーパーツを組み込んだメガネフレームを制作することとなり、私共にお声を掛けて下さいました。
業種は異なれど、ものづくりに対する姿勢は大いに共感させていただくものがあり、
それぞれの得意分野を合わせた“美しいかけ心地”を目指した企画がスタートしたのは約一年前です。
詳しい制作秘話などは追ってご紹介していきますが、発表にあたり素敵な動画が公開されましたので是非ご覧ください。
現在発売中の『家庭画報』5月号でも詳しくご紹介いただいております。
ご興味のある方は、是非ご覧ください。
今年も制作に邁進していたら、あっという間に春になっておりました。
作り手としては腕を奮えるのは嬉しいかぎりです。