「ジュエリー情報」カテゴリーアーカイブ

HIROUMIから生み出されるジュエリーに関することを書き留めていきます。

HIROUMIハーフエタニティ ゴールドバージョン♪

定番人気の彫り留めタイプのハーフエタニティHE30Aですが、本日はK18イエロ-ゴールドバージョンもご紹介させていただきます。

いつものPt950だとクールなダイヤの煌きをお楽しみいただけて、K18イエローゴールドは少しあたたかみを感じていただける色合い。

普段お使いのジュエリーや肌に合う色味がゴールドという方にもお勧めです。プラチナジュエリーとの重ね付けや他のプラチナやゴールドアイテムとのミックスコーデネートも素敵だと思います。

この他にK18ピンクゴールドでもお仕立ていたしております。

ご注文により、オーダーメイドでお作りさせていただいておりますので地金変更もご随意です。

写真以外のモデルもどうぞ御覧ください♪

お近くの店舗でのご試着もどうぞ♪

【HIROUMI ハーフエタニティ取り扱い店 】
(山形県) ヴェルティー 山形店TEL(023)625-5151
(東京都) 和光 ブライダルブティックギンザ TEL(03)3562-3822
(静岡県) タカラ堂 TEL(054)254-0141(代)
(愛知県) 松坂屋名古屋店 北館5階宝石サロンTEL(052)264-2843(直)
(大阪府) HIROUMI 本社アトリエ TEL(06)6771-6380
(福岡県) DITIQUE(ディティーク)TEL(093)562-8900
(大分県) Jewelry miite(ジュエリーミーテ)TEL(0979)24-1450

一足早い桜色♪

ここのところ、マリッジリングもK18ピンクゴールドでのオーダーが増えています。

ピンクゴールドでペアもありますし、男性様がピンクをチョイスというのも増えてきました。

弊社の使うK18ピンクゴールドはほんのり優しいピンク色。

赤みが強すぎずお肌の色にも近いので、とても肌馴染みの良い色合いです。

HIROUMI本社アトリエには、K18ピンクゴールドのサンプルリングもご用意しております。

ファミリージュエリーの一つの形

曾祖母様からのリングは、一部のメレダイヤを曾孫ご夫妻のマリッジリングに託され、残されたリングは、リングとペンダントに生まれ変わりました。

石座の爪をすべてレーザー溶接で補強し、バチカンになる丸カンも溶接し、表も裏も磨き上げ、再びダイアモンドを留めました。

1カラット以上あるダイヤモンドで、お尻の座りが大きめなアンティークで見かけるようなシルエットのペアシェイプの形が趣を感じさせてくれる、シンプルだけれど美しいダイヤモンドペンダントに仕立て上げられたかと思います。

しばらくは曾祖母様からは孫に当たられるお母様の胸元に輝き、ゆくゆくはお孫様に譲られるような時がきても、時代を超えてどの年代の方にお着けいただいてもさり気なく馴染む設えになりました。

ペアシェイプの石座とメレを外した部分を切り離したリングは、ひび割れの補修や変形直し、動いていたメレダイヤを留め直し、磨き上げました。着けていただくと緩いカーブのあるシンプルなダイヤモンドリングですがボリュームもあるしっかりした存在感のあるリングですので、マダム世代のお母様の普段使いのリングとしても、重ね着けなどもしやすいリングに仕上がりました。

どちらのジュエリーもまた次の世代に受け継いてこれからも長くご愛用いただけるものにできたかと思います。

今回は曾祖母様からお祖母さまが受け継がれでご愛用になられたジュエリーをお母様、お孫様へ受け継いでいく、そんなファミリージュエリーの歴史を紡ぐお手伝いをさせていただきました。

ジュエリーは人よりずっと長生きなものですから、新しくお作りさせていただく時でも、次世代に受け継いでいただけるような時代や世代を超えてご愛用いただけるお品をと心掛けてお作りしています。

ファミリージュエリーの行方

さて、前回曾祖母様から伝わるリングをメレダイヤを3ピース使った曾孫様ご夫妻のマリッジリングが完成しまして、残りのリングは使わす仕舞い込まれることに…。
それはもったいないので、通常は承らないリモデル方法ですが、今回はそのまま元のリングを残して、ペアシェイプダイヤは石枠ごとペンダントに仕立てるご提案を致しました。

リングは画像処理で他の部分を除くとこんな感じのウェーブリングに

ペアシェイプダイヤモンドでのペンダントはバチカンありのタイプか、小さな丸カンのタイプをデザイン画でのご提案。

Aタイプに決まりました♪

 

古いリングで長くご愛用されているものですと、色んな部分の損傷が出てきています。

リングの歪みやそれに伴うひび割れもあり。

ロウが枯れて今にも爪が外れそうな状態。

リング部分と切り分けて、ダイヤモンドを外し1箇所ずつレーザー溶接で修復していきました。

ジュエリーの作りだけのお話ですとダイヤだけ残して作り変える方が良いわけですし、通常のリモデルや修理では他の方が作ったジュエリーの修復は基本的に致しておりませんが、曾祖母様からの思い出もご家族の想いも籠もったリングでしたので、今回は特別にそのお気持ちに寄り添う形でのリモデルを行わせていただきました。

 

ファミリージュエリー

ジュエリーの歴史が日本よりも古い西洋には、ジュエリーや宝石を家族代々受け継いでいくという習慣があるそうです。

ファミリージュエリーと呼ばれて、例えば花嫁に贈られるエンゲージリングのダイヤモンドは花婿のお家に代々伝わるダイヤモンドを使ってとか姿や形を変えることはあれども、何代にも渡って譲り受け、贈り渡していくようなもの。

イギリスのエリザベス女王がフィリップ殿下から贈られたエンゲージリングも、フィリップ殿下の母アリス妃が結婚する際に遠縁にあたる最後のロシア皇帝ニコライ2世と妻のアレクサンドラ王妃から贈られたティアラから外された3カラットのダイヤモンドを使ったものだそうです。

ジュエリーの歴史が浅い日本においては、おそらく広く一般的にジュエリーを身に着けるようになって3~4世代程度かと思いますので、家に代々伝わるとまでは言えなくても、お祖母様から譲られたもの、お母様から譲られたもの、結婚に際しお嫁さんに贈られるエンゲージに元はお母様のエンゲージリングのダイヤを使ってなどはよくあるご様子で、私共でもリモデルで手がけさせていただく機会が結構ございます。

今回はまず、お孫様のご結婚に際し、曾祖母様からお祖母様へ受け継がれ長年愛用されたリングのダイヤモンドの一部を使いたいというご相談でした。

何度もご相談を重ねて、マリッジリングのベースはCollection No.11のペアで峰にピンクゴールドのラインをあしらい、お孫様には通常のダイアの留め位置に曾祖母様のダイヤを2ピース加え、ご主人様にはリングの内側に1ピースを秘め、新しいご家族の繋がりが生まれました。

さて、ではダイヤが3ピース抜けた残りのリングをどうするのか?

センターストーンは1カラット以上ある品で、ヴィンテージジュエリー等に見られる座りの大きな古いタイプのカットですごく趣のあるペアシェイプ。メレダイヤの並んだリング部分だけでもしっかりボリュームのあるリングです。このまま仕舞ってしまい眠らせておくのはとてももったいないです。

石だけを外して丸ごと新しいジュエリーにということもできますが、曾祖母様からお祖母様へ譲られ半世紀以上ご愛用だったそうでご家族はとても思い入れを持っていらっしゃるお品。

そういったご事情を鑑み、いつもなら使わない手法で新しくご家族に身に着けていただけるジュエリーにリモデルさせていただきました。

詳しくは次回ご紹介します。

スリーストーンリングに生まれ変わりました♪

前回ご紹介した立爪リングとピアスは、こちらのスリーストーンリングに生まれ変わりました。

ピアスのダイヤモンドもとても上質なものでしたので、センターストーンを引き立てつつ美しい輝きを添えてくれました。

 

エンゲージリングからリングへのリモデルは、メレダイヤを取り巻いて華やかなものというのもありですが、華やか過ぎて着けて「出掛けるシーンを選んでしまいそう…」と尻込みされる方もいらっしゃいます。

かと言ってカジュアルなファッションリング風に仕立てるのも「せっかくの良いダイヤをファッションリングにするのももったいないかしら…」と迷われたり。

そんな方にはこのスリーストーンタイプは本当にお勧めです。華やかな存在感はありながら、スッキリした印象の正統派ジュエリーです。

ダイヤの高さのバランス、爪の位置や形状、リングの太さや絞り具合のバアランスなど、すべて計算し尽くしてお仕立てしています。

例えばセンターストーンだけをお持ちでしたら、サイドストーンはこちらでご用意することもできますし、もう2石足してグラデーション並べで5ストーンリングに仕立てるのも素敵です。

 

宝物を目覚めさせましょう♪

 

リングサイズが変わったり、古くなったデザインでしまい込んだままのエンゲージリング。

着ける機会がなくなったピアスイヤリング。

最近は手を伸ばすことがなくなり、忘れかけたジュエリーたちを眠らせてはいませんか?

新しいジュエリーをお買い求めいただけるのは、すごく嬉しいことではありますが、お客様の元で眠ったままのジュエリーがとてももったいなく思えるのも事実でして、このところリモデルのご提案を頻繁にいたしております。

私どもは既製品を量産するタイプのジュエラーでは元々ありませんし、リモデル専門で一般のお客様をお迎えする体制の工房でもありませんでしたが、手作りの逸品制作に特化して技術を磨いてきましたので

『世界にただ1つのあなたのためだけのジュエリー』を作るのは得意分野です。

眠っているジュエリーを目覚めさせてあげませんか?

どんなジュエリーにも、それをお求めになったときの思い出や贈られた方の想いが籠もっているはずです。

職人技のミルグレイン♪

最近のマリッジリングのご注文で多くなっているのは、ミルグレインを取り入れたデザインのコレクションNo.9のペアです。

ですが、他のお好みのマリッジにアレンジでミルグレインをプラスすることもできます。

こちらのお写真のペアはコレクションNo.10のペアの甲丸リングにミルグレインアレンジです。メンズリングは少し大きめミルに。

小さな小さなミルグレインは一粒ずつ凹型のタガネで打って粒が浮き上がるように仕立てます。

息をころして均等に打ち込み、キザキザに指に当たることが無いように、滑らかに仕上げます。

これぞ職人技。

実はミルグレインを気に入ってくださるのは男性の方が意外と多いのです。

 

こだわりのペンダント

最近はダイヤモンドをご自分でご購入されて、お好きなデザインで作りたいというニーズも多いようです。

元々オーダーメイドの一点物は得意ですが、メーカーさんからのオーダーですと、ラフ画で大まかなデザイン確認をして後の細かなリング幅だとか石留めの爪の大きさや位置、高さなどは弊社の匙加減でお任せという場合が殆どです。

それは長年の信頼関係と、弊社の作りがどんなものかをよくわかってくださっているからのこと。

一般の方で初めてのオーダーメイド、どこに頼んだら良いのかと探されて弊社に辿り着いてくださった方、またご遠方で品物を送っていただいてメールでのやり取りでデザイン打ち合わせでとなるととても不安なことかと思います。私共ではお客様の意向を汲みつつデザインを起こして参りますが、ダイヤも向きはこちらの方がインクルージョンが目立たない、細かな設えの部分はこうした方がダイヤをより輝かせることができるといったプロの目からのご提案を交えつつ、お客様のご希望をご一緒に理想形にまとめあげ、ご満足いただけるジュエリーにお仕立てさせていただいております。

お写真のお品も、お客様のお好みのアンティークテイストの表情を取り入れて、いろんなチェーンやカラビナでも使える大きめなシンプルバチカンをセット。アンティークな設えのままだと、裏はホイルバックなどで塞いだ形状に仕立てられているものなのですが…

しっかり明かりを取り入れられるようスリットを入れて、そして肌当たりよく丸みは持たせつつ、安定する形状に組み立てました。

セットする宝石の美しさをさらに映えさせること、着け心地の良さについてはお任せください。

裏まで綺麗。どこを見ていただいても綺麗なお仕立てを心掛けています。と、言うよりこれが普通だと思っています。

どなたにとっても、ジュエリーをオーダーするというのは敷居も高く不安もいっぱい、お気軽にというものではないでしょうが、「HIROUMIなら任せて安心、思っていた以上の出来栄え」と思っていただけるものしかお仕立てしませんので、どうぞ安心してご相談ください。

オーダージュエリーのご紹介♪

このところ立爪リングからのリモデルのご依頼をいただくことが多くなりました。

今回ご紹介させていただくリングも、元はお客様がおばあさまから譲られた1カラットのプラチナ立爪リングでした。

まだ小さなお子様がいらっしゃるので、引っ掻いてしまうようなことがないデザイン。

お着けになっていたジュエリーもイエロー系で、それらに合わせていただいても違和感なく馴染むものをご提案させていただきました。

ゴールドの方が肌に馴染むとお好みのお客様にお勧めしたいのは、このような石枠のみプラチナでのお仕立てです。

お着けいただくと、リング部分はお肌に馴染み、ダイヤモンドはプラチナの覆輪の白い照り返しで一回り大きく見えます。

カジュアルになりすぎず、ダイヤとの相性もバッチリです。

このように、オーダーならではの拘りの仕立てをご提案させていただいております。

どうぞHIROUMIアトリエまでお気軽にご相談下さい。

 

メリークリスマス♪

皆様の元へたくさんの幸せが訪れますように。

毎年クリスマスカードには、今年制作させていただいたジュエリーのいくつかに代表してご出演いただいております。

クリスマス前後は年内最後の納品に追われ慌ただしく過ぎて、あっという間に「えっ?もうお正月?!」が恒例です。

様々に厳しい状況の今年も何とかつつがなく、忙しい日常を過ごさせていただけましたのは、ひとえに私共にオーダーしてくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。

どんな時も、皆様のお心を明るく照らしてくれるようなジュエリーを心を込めてお届けして參ります。

 

 

 

プラチナの粉雪が降る♪

キラキラとステンレスバットに降り積もっているのは、プラチナの粉雪です。溶けませんが(笑)

今はリングのデザインに合わせてヤスリで削って形作っているところです。

作れば作るほど、プラチナの粉もどんどん降り積もります。

プラチナは粘りのある貴金属なので、削るのもザクザクとはいかないし、ヤスリも目詰まりしやすいので結構力がいります。

粉々に削り落とされたプラチナは、集めて精錬してもらって純プラチナに戻してから再び使います。

拘りのファッションリングとして

マリッジコレクションの中からお選びいただいて、ダイヤモンドダストのアレンジを加えてのオーダーです。

 

私共の作りのこだわりや、鍛造でしっかり叩きしめてお作りしていること、1本ずつその方のためだけにお作りしているリング。

実は男性の方からご支持いただくことも多いのです。

マリッジで初めてリングを着けられるという男性も、私共のリングの指に負担のない着け心地に驚かれます。

ファッションリングとしても、拘りを持ってお選びくださっています。

もちろん、お望みのままのデザインでのフルオーダーも承っております。

ぜひHIROUMIマリッジコレクション取り扱い各店でご相談下さい。

 

マリッジも1本ずつヘラがけ♪

マリッジリングも1本ずつ超鋼ヘラで『ヘラがけ』します。

小キズをヘラで表面のヤスリ傷などを押さえつけながら光らせる作業を必ず行います。
バフで磨き上げる前の下地を整える作業ですが、これを施すか否かでも輝きに差が出ます。

 

ここ大事なところです。

丁寧に1本ずつ、昔ながらの製法と今までに培った手法を駆使して丁寧にお仕立てする、オートクチュール仕立てのマリッジリング。

HIROUMI マリッジコレクション取り扱い各店でご覧いただけます。

ぜひお近くの店舗で、その指通りの違いをお確かめ下さい。

DITIQUE10周年イベントに出展させていただきます♪

いつもはマリッジリング、ハーフエタニティーをお取り扱いいただいております、福岡・北九州市のDITIQUE(ディティーク)さまが、早いもので10周年を迎えられましてのイベントが開催されます。HIROUMIコレクションも開催期間中はお邪魔させていただいておりますので、ぜびこの機会にお立ち寄りいただき、手にとって御覧くださいませ。(ジュエリーの展示のみで廣海は参っておりませんが)

ジュエリー、アクセサリーだけでなく、アパレルの展示や日本酒の試飲など盛りだくさんな催しをご用意されていて、男女問わずお楽しみいただけそうです。

期間:2021年12月3日(FRI)~12月5日(SUN)

場所:DITIQUE TAILOR-MADE JEWELRY

〒803-0812 福岡県北九州市小倉北区室町2-10-22菅野ビル1F101-1

お問い合わせ:TEL 093-562-8900

HP:https://ditique.co.jp/