「ダイヤモンド」タグアーカイブ

HIROUMIマリッジ「Collection №6」

HIROUMIマリッジ「Collection №6」のご紹介です。

 

平打リングをベースに、側面にはわずかに膨らみを持たせ、シャープでありながらしっくりと指になじむ当たりの良さを実現した リング です。しっかりと内甲丸を施し、見た目以上のはめ心地の柔らかさにこだわりをもって制作しました。

レディスには、直径約2mm のメレダイヤを 3 石 (計 0.09 ct )リングの幅いっぱいに、側面からも見えるように留めました。

アレンジでダイヤモンドを 5 石、 7 石と増やしより華やかにすることも可能です。

どうぞ店頭で気軽にご相談くださいませ。

HIROUMIマリッジCollection WEBサイト

「プリンセスカット」のエタニティリング

今回、プリンセスカットを使用したレール留めの『フルエタニティリング』をオーダーでお作りさせていただきました。

鍛造をご希望でしたので、先ずは平打ちのリングを手作業で作ってから、レールになる部分や柱などは全て糸鋸やドリルを使って削り出しました。

プリンセスカットは、メイクを揃えても一つ一つ個性があるので、しっかりと石座を作る必要があります。
石合わせと言われる作業で、根気のいる作業ですがその辺りは大の得意としております☆

プリンセスカットのダイヤモンドと製作中のリング(右)


しかし、フルエタニティリングを作る上で一番大事なのは事前の準備だと言っても過言ではないと思っております。
リングサイズによって円周は変わりますし、実際に揃えることの出来たプリンセスカットの直径によっても使用個数やリングの厚みも変わってくるからです。
とはいえ、プロとしてお作りさせていただく以上、それはあたり前のことなので、入念に準備をしてから取り組ませていただきました☆

フルエタニティリングの魅力はなんと行っても、一周ダイヤモンドがセットされているその輝きの連鎖ではないでしょうか。

さらに、プリンセスカットは比較的深さのあるダイヤモンドですが、違和感なくお着けいただけるようにと、ダイヤモンドがリング内側に出ないギリギリの厚みでお作りさせていただきました。
着け心地とフィット感のよさは、まさにオーダーならではの醍醐味です。

この度は、オーダーいただきましてありがとうございます☆

オーダーやご相談に関しましては、お問い合わせよりお願いいたします。

咲き誇る大輪の花

10連休も最終日になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

コラボレーションモデルで次にご紹介するのは、「クインテット 10thセレブレーション モデル」です。

こちらはヨロイの部分にあしらわれた『睡蓮の花』のモチーフを担当させていただきました。

モチーフはPt950とK18イエローゴールドの2つのバージョンに、それぞれダイヤモンドを8個、計0.26ctを留めたもの。

平坦にならないように、ほんの少し膨らみをもたせふっくらとした花びらや、空間を生かし物理的に見た目にも「重くならない」ことに配慮しました。

凛とした佇まいで咲き誇る大輪の花を、HIROUMIらしい細かな手打ちのミルグレインで縁取りしております。

シャルマン コラボレーション作品

この上ない輝きを纏って

今回コラボレーションさせていただいたメガネフレームを順を追ってご紹介いたします。

まずご紹介するのは、Line Art CHARMANT(ラインアートシャルマン)

『クインテット 10th セレブレーション ショーピース(XL1614)』です。

こちらのモデルはチタンフレームに合計140石、計5ctのダイヤモンドパヴェセッティングしたモデルです。

ラインアートの10周年を記念して特別なメガネフレームをとのお話から、別格なものをお作りしたいという想いが湧き上がりました。

 

ラインアートというメガネフレームは特別に開発されたエクセレンスチタンがしなやかにお顔に添うテンプル、フレームもチタンの軽やかさが最大の魅力であり、そうでなければラインアートにあらずというもの。

一方、私共のジュエリーも軽やかさは常日頃追求しているものの、触りなれているプラチナやゴールドなら特性は知り尽くしていても、チタンは知識上での素材。

それでも私共を大切な10周年記念モデルの制作パートナーとして声を掛けていだいたからには、期待に応えれるようにチタンの素材を預かりダイヤモンドのセッティングのテストを始めました。

テストを繰り返すことで素材の特性を把握し、従来のHIROUMIらしいパヴェ留めが可能となりました。

いつもと違うのはメガネフレームという特性から軽さもさることながら、ご使用において変形などの不安のない強度を保つこと。

そのためにいつものダイヤモンドの裏を抜く「裏抜き」は今回はあえて行わず、ふっくらした柔らかなフォルムを重視してフレームを制作いただきました。

ダイヤモンドの周囲は限界まで地金をそぎ落とすことで、ダイヤモンドの側面から十分な光が取り込めるような工夫も凝らしております。

ダイヤモンドを留める際にも、テーブル面の八角形の向を揃えることで、光が反射した時のシャープな乱れのない輝きがもたらされるように1石ずつ丁寧に留めております。

 

『華やかでありながら、派手ではないこと』

『重厚な品格は備えながら、着け心地は軽やかで負担がないこと』

 

普段のジュエリーづくりで心がけているHIROUMIらしいジュエリーの基本の考えが、今回のコラボレーションでも生かせたように思います。

新たなコラボレーションのご紹介

メガネの産地福井県鯖江市において、半世紀以上に亘りメガネフレームメーカーとして歩んできたシャルマンとの異業種コラボレーション作品がお披露目となりました。

シャルマンは「エクセレンスチタン」という独自の素材の、驚くほど軽やかでしなやかにお顔にフィットするメガネフレームを作られています。

そのエクセレンスチタンの人気メガネブランドLine Art CHARMANT(ラインアートシャルマン)が今年発売10周年記念ということで、ジュエリーパーツを組み込んだメガネフレームを制作することとなり、私共にお声を掛けて下さいました。

業種は異なれど、ものづくりに対する姿勢は大いに共感させていただくものがあり、
それぞれの得意分野を合わせた“美しいかけ心地”を目指した企画がスタートしたのは約一年前です。

詳しい制作秘話などは追ってご紹介していきますが、発表にあたり素敵な動画が公開されましたので是非ご覧ください。

現在発売中の『家庭画報』5月号でも詳しくご紹介いただいております。
ご興味のある方は、是非ご覧ください。

家庭画報5月号

マリッジリング の様々なカタチ♪

皆様のマリッジリングのご注文をお受けしていて、ますます実感することなんですが、お好みやご希望も千差万別。
カップルお二人、お二人にによってマリッジリングへのこだわりどころは様々ということです。
本日ご紹介させていただくマリッジリングもその一つ。
メンズはシンプルで細身な甲丸デザインのコレクションNo.7から、幅を広く、センターライン状に大きめサイズのミルグレインを一周ぐるりというアレンジ。
レディスはミルグレインにダイヤのクラシックテイストなコレクションNo.9をベースに、甲丸の丸みを強く、メレダイヤは合計10石に増やして華やかなアレンジ。
デザインベースは全く違うリングから、お二人それぞれのお好みや希望を盛り込んでいただきながら、共通なミルグレインを入れることでペア感が醸し出されていますね。
ペアでデザインしているマリッジコレクションですが、男性はリングが初めての方も多く、女性は長年マリッジリングに夢を持ってこられた方もいらっしゃるでしょう。
一生お着けいただく、大切な証であり記念のリングです。
どこかを我慢、どこかを妥協、彼女の希望で、彼の希望だからで決めないでいいんですよ~!
思う存分ご希望と夢を叶えていただける、アレンジ自在なマリッジリングです。
もちろんハイジュエリー制作で鍛えた技と、こだわり抜いて吟味した素材で制作いたします。
一生に一度のわがまま、どうぞ私達のマリッジリングで叶えて下さい。
HIROUMIマリッジコレクションお取り扱い各店にどうぞお立ち寄りくださいませ。
お取扱店

ティアラの制作♪ その3

デザイン画を確認しながら次々にパーツを作りますが、立体感を調整しながらですので、一つのパーツを作るのにも相応の時間がかかります。
もちろんリングなどと同じように、ダイヤモンドを留めている裏側まで明り取りを十分にとり磨き上げてます。
一つ一つを完璧に仕上げてこそ、組み上がったときの輝きはより一層のものとなります。

必要なパーツが出来上がれば、次は組み立ての作業です。

焦りは禁物で少しのゆがみが全体のゆがみに繋がりますので、仮組みを行い何度も確認を行ってから一つずつ慎重に固定をします。
特にセンターに来るパーツの固定時は非常に気を遣います。

ティアラの制作♪ その1

今回は、お客様のリクエストでさりげなく猫ちゃんが三匹見え隠れしている「キャットティアラ」のオーダーを承りました。

まずは、お客様とデザインのお打ち合わせさせていただき、デザインが決まりましたら、ティアラの正確なサイズを決めるためにシルバーで仮の枠を制作
実際に身につけていただきご納得いただけましたら本制作のスタートです。

仮の枠を制作した際に、ティアラのデザインに合う装着方法や細部を詰めて考えるために、
普段お世話になっている美容師様にご協力いただき装着方法やどのようにすればティアラを固定しやすいかなどご意見を伺いました。
ご協力いただきまして誠にありがとうございました。

ティアラになりますと、実際の制作に入る前にデザインだけでなく装着方法や着けた際の見え方、
使い勝手、強度など、様々な方面からイメージや考えを固めてから制作に取り組みます。

ハーフエタニティーのアレンジも承っております♪

定番は、ラウンドブリリアントカットを並べたハーフエタニティーリングですが、今回はお客様のリクエストで「プリンセスカット」を並べて、おつくりさせていただきました♪

プリンセスカットは四角形なので、丸いダイヤモンドが並んだときより輝きが隙間なく連続する印象です。
石留め方法も、定番はダイヤモンド1石づつに対して円錐状に穴を空け石座を作り、周囲4カ所の地金を彫り起こし、小さな爪を作り留めておりますが、今回はお客様のお好みに合わせて「レール留め」と呼ばれる留め方で、両端の地金で挟み込んで爪のない留め方にいたしました。

さらに、なめらかに連続した輝きをお楽しみいただける作りになっております。

 

プリンセスカットは、四角形でも厳密には、縦・横・厚みのサイズが個々で微妙に異なりますので、それぞれのダイヤモンドの高さを揃え均等に並んでいるように見せるには、見えないところでの隠し技を駆使する必要もありますが、今回も上手く技が生きました☆

毎日お着けいただける、ちょっと贅沢なマリッジリングとしても、エンゲージリングとしても、記念日の贈り物としても、ずっとご好評をいただいているHIROUMIのハーフエタニティーリングは、HMROUMIマリッジコレクションと同じく、お客様好みでアレンジを加えていただける懐の深いハーフエタニティーリングです。

ダイヤモンドを増やしたり大きさを変えたり、プラチナをK18に変えたり、理想のハーフエタニティーリングを追求していただけます。

ハーフエタニティーリングをお探しの方は是非一度、最寄りのHIROUMIハーフエタニティー取扱い各店で写真では分からない着け心地をお試しくださいませ。

 

HIROUMIアーカイブコレクション

現在HIROUMIのウェブサイトのトップに使用しております画像は、お客さまのリングをリモデルさせていただいたものでございます。

デザインをいくつかご提案しましたところ、特にHIROUMIらしいものをご希望ということで改めてご提案させていただいたのが、HIROUMIアーカイブコレクションの中の逸品で、アトリエヒロウミの初代が残していた初代が手掛けた作品の石膏の型を元に現代的にアレンジしたものです。
当時は写真の技術が今ほど優れておりませんので、作品のイメージを残すために石膏で型を取って立体として残していたようです。(※型と言いましても形状を残すためだけの物であり、原型及び量産化できるものではございません)

HIROUMIアーカイブ1s

リボンが巻き付いているようなデザインで、アシンメトリーの曲線が絡み合うとても複雑な構造です。

現代では大量生産に限らず、逸品もののジュエリーでも複雑な立体を制作する場合、ワックス(ロウ状のもの)を削って原型を作り鋳造する場合があります。
私共でも、その制作方法がそのジュエリーにとって最も完成度の高い作品となるなら、その手段を選ぶ場合もあります。
そのためだけに自社で鋳造機も備えています。

ただ、今回のリングは、初代が機械的な工具を使っていない時代に、地金を熱し、叩き、延ばし、鋸で切って、ヤットコで曲げて、一つ一つのパーツを形作り、組み上げて作り上げた初代の技能を検証する意味もあって、すべてを同じように手作りで作り上げました。
また、その時代に生まれたデザインだということもあって、リボンが複雑に組み合わさりそこにDiamondをセッティングし、裏取りを施し、細部まで磨き上げ立体的に組み立てようと思えば、、やはり今の時代でも手作りで作ることが最も良い手法のようにも思います。

アーカイブコレクションにどんなスタイルのジュエリーの石膏型が残されていても、実際に自分の手で作らなくては、『受け継がれている』ことにはならないと感じております。
三代目が生まれる前に作られたものですし、どのように作られているかは職人の経験からの想像を働かせ、今の時代において最上と思う手法を駆使しております。
リングの裏も見えるように、回転させながら動画を撮影しました。
(画面右下の歯車マークよりお好みの画質を選択してください)

リングの左右に組み上げ、絡みついたリボン状のダイヤの帯の裏まで裏抜きをし、磨き上げています。ですから、ボリュームある見た目よりずっと軽く仕上がりました。

完成した姿は今見てもとてもモダンなデザインです。
このモダンなリングを作っていた初代の仕事ぶりを見るにつけ、今の時代を担う者として次世代に残すジュエリーを常に意識して制作の励みにしております。

2014年 年始のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

私共の今年の抱負は『創る』の一言です。

もちろんジュエリーをつくることが一番ですが、
新たな創造をしていこうと考えております。
新たな展開、新たなつながり、新たな広がり、
様々なことにおいて『創る』をテーマにと考えております。

今年もひとつひとつを大切に作って参ります。
ひとりでも多くの方にHIROUMIのジュエリーに出会っていただける一年にして参ります。

本年もHIROUMIをどうぞよろしくお願い申し上げます。

写真は昨年最後にお客様へお納めしたペアシェイプダイヤモンドネックレスです。
(クリックで拡大表示されます)

10ctダイヤペンダント 10ctダイヤペンダント拡大

フルオーダージュエリー制作 その5

更新が遅くなりましたが、
最後に、すべてのダイヤモンドを留めて、ミル打ちを施し、完成です☆

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クリックすると大きく表示されます。

 

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1カラットアップのダイヤモンドを引き立てることが出来るように、センターのダイヤモンドの周りにはほんの少し空間を作って輝きがこもらないようにと言いましょうか、空気が通うようにと言いましょうか、適切な表現が見つからないのですが、そんな空間を作っております。
どうしても抽象的な表現になってしまうのですが、少し空間があったほうが空気が淀まなくてスッキリと上質なオーラを放ってくれるようにも感じます。

真正面から見るとその空間はあまり見えないようにつくっているのですが、少し斜めから見るとそのスペースを見てとれます。
そこで大切になるのが空間の仕上げでして、しっかり磨き上げておくことで佇まいが美しく輝きも強くなります。

私たちはそのジュエリーが持ている空気感、雰囲気ともいうのでしょうか、そういったものをとても大切にしながらジュエリーをおつくりしております。

 

オーダージュエリーの場合、お客様がお持ちの宝石をお預かりしてジュエリーにお仕立てする場合もございますし、HIROUMIをお取り扱いいただいてる ジュエリーショップ及びメーカーでお好みの宝石をお選びいただく場合、もしくは私共でご希望に沿ったものをお探しする場合など様々です。

お客様のご希望やお好みに最大限お応えできるのも、フルオーダーならではのことです。

フルオーダー、アレンジオーダーにつきましても、お近くのHIROUMIマリッジコレクション取扱店にどうぞお気軽にご相談下さいませ。

ペアシェイプソリテールリング♪

先日制作しておりました、ペアシェイプダイヤモンドを使ったソリテールリングです。

ペアシェイプダイヤリング

HIROUMIのダイヤソリテール(一粒石)リングは、オーダーが無い限りファンシーブリリアントカットのダイヤモンドでお作りしています。

ファンシーカットに使われるダイヤモンドは、元々のダイヤモンドの原石が、そのファンシーの形状に近い物をなるべくカットによって目方(カラット)を減らさないように最大限生かすようにカットされています。
よって、カットされたピースによって美しいカットのバランスの良いもの、良くないものの差が大きく出ます。
ですから、ファンシーカットの美しいと思うダイヤとの出逢いは、まさに一期一会なのです。

ラウンドカット(○型のカット)のダイヤモンドも素敵なのですが、どうしても4Cのクオリティ有りきでとらわれがちになってしまうのです。
もちろん私どもが選ぶラウンドカットのダイヤモンドは、4Cは目安と考えその中でもより輝く品質のものを厳選しております。

ダイヤモンドのグレーティングでは、4Cと言いまして「カラット(重さ)」「カラー」「クラリティー(透明度)」「カット」の4つを基準にダイヤモンドをランク付けします。

ラウンドブリリアントカットに対する「カット」のランク基準は、ファンシーカットには当てはまりません。ですから、ファンシーカットのカットの美しさの基準は選ぶ人間がどう見るかだけです。

HIROUMIのダイヤモンドソリテールリングは、ダイヤモンドの仕入先に「これぞ」という物が入った時にだけ見せていただき、目で見た後にルーペ でも確認し、ジュエリーに仕上がった姿を想像してみて、ワクワクして作りたくなるようなものしか仕入れません。ですから、作る本数も本当に少ないのです。 (中石サイズはオーダーで変えられます)

原石の個性を生かし相応しくカットし、磨き上げられたファンシーカットダイヤモンド。

ただ一つの輝きをエンゲージリングとして贈られるのはいかがでしょうか?

大阪梅田・阪急三番街「NAKANIWAファインダイヤモンド」さまにて、「ハートソリテールダイヤリング」と「ペアシェイプダイヤモンドリング」がご覧いただけます。(ナカニワファインダイヤモンドの新店舗はこちらです2014/5更新)

ソリテールリング(ラウンドダイヤ)

ソリテールリング(1.9ct)HIROUMI

ソリテールリング(鍛造削りだし)HIROUMI お客様よりお預かりいたしましたルースを、ソリテールリングへとオーダーを頂いておりましたお品が完成いたしました。

今回ソリテールにふさわしくセンターを生かしたリングの作り方をいたしました。
1.9Ctの大きさがあったのですが、リングサイズが小さめでしたので、通常の宝石の高さのセッティングではバランスが悪くなってしまうため、センターを通常より少し低めにお作りいたしました。

それにより、リングサイズと宝石とのバランスが最高のものになります。
お着けになられるオーナー様、また宝石の特徴などに合わせた作りをし、魅力を最大限に引き出す事を出来るのが、オーダーの良いところだと思います。

そして、リングのアーム部分もそれに合わせて厚みや幅など最適な寸法に削り出しました。
上面より見た時にはアーム(腕)はセンターに向かって細くしていき、ほんのり山状に削り磨くことでセンターストーンの輝きの邪魔にならない様に心がけました。

宝石を固定させている爪と言わせる部分もワイヤーセッティングでお作りしたのですが、繊細な雰囲気を出しセンターを生かすために爪の一本一本をヤスリで削り、寸法に強弱を持たすことで、すっきりとした華やかさを感じていただけるものと思います。
この度は、オーダーを頂きありがとうございました。