「アトリエのおはなし」カテゴリーアーカイブ

アトリエの歴史や出来事、制作での側面的出来事など全般を書き留めております。

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素敵なお写真ありがとうございます♪

以前、お客様がひと粒ずつ集められたファンシーカットダイヤモンドとピンクダイヤモンドをお預かりしてお仕立てさせていただいた、お花のピアスイヤリング。

その下に下るペアシェイプダイヤのチャームを今回オーダーいただいきました。

これもまた、大きさといい、やや縦長のシルエットといい、揃えてお探しになるのは大変だったかと思います。せっかくのダイヤモンドの透明感が生きるように、正面からは石座が見えないように、かなり絞って仕立てています。この写真は斜めから撮っていますのでチラ見えしましたが…。

前回のピアス本体をお仕立てする際に、すでにチャームが下げられるようにとのご注文でしたので、見えないところにフック状の金具を取り付けていました。このようなチャームをいくつか追加でオーダーされて、付け替えて楽しまれるのも、素敵ですね。

チャームをお納めした後に、お客様が撮影された素敵なお写真を送って下さいました。大感激です♪

毎日うっとり眺めております♪ ありがとうございました。

 

スリーストーンリングのリフォーム♪

昭和アンティークなスリーストーンリングから現代のスリーストーンリングへのリモデルでお預かりしました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC1108_20220711_4124_-1000x792.jpg

ずっと長く愛されて着けられてきたからこそ、すり減ったり変形してしまったりはあれども、なんとも言えない温かみを感じることがあります。
そこに込められている想いも共に新たなジュエリーに姿を変えてあげましょう。

生まれ変わった姿は、次回お披露目させていただきますね。

 

・お問い合わせ・ご相談はこちらから
https://hiroumi-jewellery.com/catalog.html

・オーダーメイド&リフォームのページはこちら
https://hiroumi-jewellery.com/engagement.html

 

HIROUMIジュエリー価格改定のお知らせ

 

 

長らく弊社ジュエリーは価格を据え置く努力を致して参りましたが、地金やダイヤモンドの価格上昇に伴い、大変心苦しいことですがマリッジリング、ハーフエタニティーをはじめ大部分の商品の価格を9月5日ご注文分より改定させていただくことになりました。(一部プラチナのみのお品など、価格据え置き商品もございます)

現在ご購入を検討していただいていらっしゃる皆様は、どうぞ価格改定前にご注文くださいますようお願い申し上げます。

只今ご注文が大変混み合っておりまして、納品までには長めのお日にちを頂戴するかと存じますが、最寄りの取り扱い各店舗にて、9月4日までにご注文いただけたお品に関しましては、従来価格でお納めさせていただきます。

一生を共に過ごしていただくにふさわしい、その価値のある逸品を心を込めてひとつひとつ作り上げ、お届けして参ります。

今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。

【HIROUMI 結婚指輪 取扱店 】
【山形県】ヴェルティー 山形店
TEL(023)625-5151

【新潟県】宝石みのわ
TEL(025)244-1188(代)

【東京都】和光 ブライダルブティックギンザ
TEL(03)3562-3822

【静岡県】タカラ堂
TEL(054)254-0141(代)

【愛知県】松坂屋名古屋店 北館5階宝石サロン
TEL(052)264-2843(直通)

【大阪府】HIROUMI 本社アトリエ
TEL(06)6771-6380

【福岡県】DITIQUE(ディテーク)
TEL(093)562-8900

【大分県】Jewelry miite(ジュエリーミーテ)
TEL(0979)24-1450 

 

エメラルドのタイピンをリモデル

お客様からお預かりしたのは、色鮮やかなエメラルドが留めてあるタイピン。脇にバケットダイヤを従えて。

こちらをリングに仕立て直させていただくことになりました。エメラルドでリングのものは長年お使いになる間にエッジが欠けていたりなど難が出ているようなものも多いのですが、こちらは古いものだそうですがタイピンということもあり、元々のエメラルドによくあるインクルージョン等はあれども、表面は目立つ欠けなどもなく、比較的きれいな状態でした。

時代を経ても古びた印象にならない、シンプルにエメラルドの色を楽しんでいただけるリングにと考えてデザインを起こしました。
一回り大きなバケットダイヤを2ピース足して、深さのあるエメラルドの色をサイドからも見てお楽しみいただけるように、石座は繊細な仕立てに。

拙い絵ですが、お客様に伝わるように一生懸命描きます。
いつもデザイン画より完成品のほうが何倍も素敵とおっしゃっていただいておりますので心配ございません(笑)。

デザインもお気に召していただき、次回は制作過程の一コマをご覧いただきます。

ご結婚25周年の贈り物

少し早めのご結婚25周年で奥様へ指輪を贈られたいとご夫妻でご来社くださいました。
ハーフエタニティをお選びいただいているうちに、ペアシェイプダイヤにも目を留めていただきまして、2つを重ね着けけされて奥様が目を輝かされているご様子に、ご主人さまがどちらもご購入くださることになりました。

後日再びご来社くださり、ご主人さまのマリッジリングも合わせてご注文。

まるで再びエンゲージリングを贈られ、結婚指輪を交わされたような素敵なお二人。
これからもお二人での年月を紡がれて、どうぞ末永くお幸せに♪

大切な記念日の贈り物にも、価値ある逸品をご用意致しております。
また1からのオーダーも承っております。

ファミリージュエリーの一つの形

曾祖母様からのリングは、一部のメレダイヤを曾孫ご夫妻のマリッジリングに託され、残されたリングは、リングとペンダントに生まれ変わりました。

石座の爪をすべてレーザー溶接で補強し、バチカンになる丸カンも溶接し、表も裏も磨き上げ、再びダイアモンドを留めました。

1カラット以上あるダイヤモンドで、お尻の座りが大きめなアンティークで見かけるようなシルエットのペアシェイプの形が趣を感じさせてくれる、シンプルだけれど美しいダイヤモンドペンダントに仕立て上げられたかと思います。

しばらくは曾祖母様からは孫に当たられるお母様の胸元に輝き、ゆくゆくはお孫様に譲られるような時がきても、時代を超えてどの年代の方にお着けいただいてもさり気なく馴染む設えになりました。

ペアシェイプの石座とメレを外した部分を切り離したリングは、ひび割れの補修や変形直し、動いていたメレダイヤを留め直し、磨き上げました。着けていただくと緩いカーブのあるシンプルなダイヤモンドリングですがボリュームもあるしっかりした存在感のあるリングですので、マダム世代のお母様の普段使いのリングとしても、重ね着けなどもしやすいリングに仕上がりました。

どちらのジュエリーもまた次の世代に受け継いてこれからも長くご愛用いただけるものにできたかと思います。

今回は曾祖母様からお祖母さまが受け継がれでご愛用になられたジュエリーをお母様、お孫様へ受け継いでいく、そんなファミリージュエリーの歴史を紡ぐお手伝いをさせていただきました。

ジュエリーは人よりずっと長生きなものですから、新しくお作りさせていただく時でも、次世代に受け継いでいただけるような時代や世代を超えてご愛用いただけるお品をと心掛けてお作りしています。

ファミリージュエリー

ジュエリーの歴史が日本よりも古い西洋には、ジュエリーや宝石を家族代々受け継いでいくという習慣があるそうです。

ファミリージュエリーと呼ばれて、例えば花嫁に贈られるエンゲージリングのダイヤモンドは花婿のお家に代々伝わるダイヤモンドを使ってとか姿や形を変えることはあれども、何代にも渡って譲り受け、贈り渡していくようなもの。

イギリスのエリザベス女王がフィリップ殿下から贈られたエンゲージリングも、フィリップ殿下の母アリス妃が結婚する際に遠縁にあたる最後のロシア皇帝ニコライ2世と妻のアレクサンドラ王妃から贈られたティアラから外された3カラットのダイヤモンドを使ったものだそうです。

ジュエリーの歴史が浅い日本においては、おそらく広く一般的にジュエリーを身に着けるようになって3~4世代程度かと思いますので、家に代々伝わるとまでは言えなくても、お祖母様から譲られたもの、お母様から譲られたもの、結婚に際しお嫁さんに贈られるエンゲージに元はお母様のエンゲージリングのダイヤを使ってなどはよくあるご様子で、私共でもリモデルで手がけさせていただく機会が結構ございます。

今回はまず、お孫様のご結婚に際し、曾祖母様からお祖母様へ受け継がれ長年愛用されたリングのダイヤモンドの一部を使いたいというご相談でした。

何度もご相談を重ねて、マリッジリングのベースはCollection No.11のペアで峰にピンクゴールドのラインをあしらい、お孫様には通常のダイアの留め位置に曾祖母様のダイヤを2ピース加え、ご主人様にはリングの内側に1ピースを秘め、新しいご家族の繋がりが生まれました。

さて、ではダイヤが3ピース抜けた残りのリングをどうするのか?

センターストーンは1カラット以上ある品で、ヴィンテージジュエリー等に見られる座りの大きな古いタイプのカットですごく趣のあるペアシェイプ。メレダイヤの並んだリング部分だけでもしっかりボリュームのあるリングです。このまま仕舞ってしまい眠らせておくのはとてももったいないです。

石だけを外して丸ごと新しいジュエリーにということもできますが、曾祖母様からお祖母様へ譲られ半世紀以上ご愛用だったそうでご家族はとても思い入れを持っていらっしゃるお品。

そういったご事情を鑑み、いつもなら使わない手法で新しくご家族に身に着けていただけるジュエリーにリモデルさせていただきました。

詳しくは次回ご紹介します。

こだわりのペンダント

最近はダイヤモンドをご自分でご購入されて、お好きなデザインで作りたいというニーズも多いようです。

元々オーダーメイドの一点物は得意ですが、メーカーさんからのオーダーですと、ラフ画で大まかなデザイン確認をして後の細かなリング幅だとか石留めの爪の大きさや位置、高さなどは弊社の匙加減でお任せという場合が殆どです。

それは長年の信頼関係と、弊社の作りがどんなものかをよくわかってくださっているからのこと。

一般の方で初めてのオーダーメイド、どこに頼んだら良いのかと探されて弊社に辿り着いてくださった方、またご遠方で品物を送っていただいてメールでのやり取りでデザイン打ち合わせでとなるととても不安なことかと思います。私共ではお客様の意向を汲みつつデザインを起こして参りますが、ダイヤも向きはこちらの方がインクルージョンが目立たない、細かな設えの部分はこうした方がダイヤをより輝かせることができるといったプロの目からのご提案を交えつつ、お客様のご希望をご一緒に理想形にまとめあげ、ご満足いただけるジュエリーにお仕立てさせていただいております。

お写真のお品も、お客様のお好みのアンティークテイストの表情を取り入れて、いろんなチェーンやカラビナでも使える大きめなシンプルバチカンをセット。アンティークな設えのままだと、裏はホイルバックなどで塞いだ形状に仕立てられているものなのですが…

しっかり明かりを取り入れられるようスリットを入れて、そして肌当たりよく丸みは持たせつつ、安定する形状に組み立てました。

セットする宝石の美しさをさらに映えさせること、着け心地の良さについてはお任せください。

裏まで綺麗。どこを見ていただいても綺麗なお仕立てを心掛けています。と、言うよりこれが普通だと思っています。

どなたにとっても、ジュエリーをオーダーするというのは敷居も高く不安もいっぱい、お気軽にというものではないでしょうが、「HIROUMIなら任せて安心、思っていた以上の出来栄え」と思っていただけるものしかお仕立てしませんので、どうぞ安心してご相談ください。

オーダージュエリーのご紹介♪

このところ立爪リングからのリモデルのご依頼をいただくことが多くなりました。

今回ご紹介させていただくリングも、元はお客様がおばあさまから譲られた1カラットのプラチナ立爪リングでした。

まだ小さなお子様がいらっしゃるので、引っ掻いてしまうようなことがないデザイン。

お着けになっていたジュエリーもイエロー系で、それらに合わせていただいても違和感なく馴染むものをご提案させていただきました。

ゴールドの方が肌に馴染むとお好みのお客様にお勧めしたいのは、このような石枠のみプラチナでのお仕立てです。

お着けいただくと、リング部分はお肌に馴染み、ダイヤモンドはプラチナの覆輪の白い照り返しで一回り大きく見えます。

カジュアルになりすぎず、ダイヤとの相性もバッチリです。

このように、オーダーならではの拘りの仕立てをご提案させていただいております。

どうぞHIROUMIアトリエまでお気軽にご相談下さい。

 

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

輝かしい新年の幕開けです。

日本に生まれてきて良かったなと思うことの1つに、新年の迎え方があります。

年の瀬に一年の塵芥を払い清め、年越し蕎麦で細く長くを祈り、新しい一年の幕明けをお屠蘇とお雑煮で祝う。

お正月のキーンと冷たい空気が清々しく心地良く、気持ちも新たに新年を迎えられた喜びが湧きます。

色んなことがあって慌ただしく過ぎた昨年も大晦日でリセット。

皆様ご一緒に明るく元気に、そんなことも乗り越えて一年を楽しんで過ごして參りましょう!

輝きを添えるジュエリーのご用命はどうぞHIROUMIへ♪

 

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メリークリスマス♪

皆様の元へたくさんの幸せが訪れますように。

毎年クリスマスカードには、今年制作させていただいたジュエリーのいくつかに代表してご出演いただいております。

クリスマス前後は年内最後の納品に追われ慌ただしく過ぎて、あっという間に「えっ?もうお正月?!」が恒例です。

様々に厳しい状況の今年も何とかつつがなく、忙しい日常を過ごさせていただけましたのは、ひとえに私共にオーダーしてくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。

どんな時も、皆様のお心を明るく照らしてくれるようなジュエリーを心を込めてお届けして參ります。

 

 

 

プラチナの粉雪が降る♪

キラキラとステンレスバットに降り積もっているのは、プラチナの粉雪です。溶けませんが(笑)

今はリングのデザインに合わせてヤスリで削って形作っているところです。

作れば作るほど、プラチナの粉もどんどん降り積もります。

プラチナは粘りのある貴金属なので、削るのもザクザクとはいかないし、ヤスリも目詰まりしやすいので結構力がいります。

粉々に削り落とされたプラチナは、集めて精錬してもらって純プラチナに戻してから再び使います。

ブレスレットの動画も撮ってみました♪

ブレスレットのキラキラ具合をお届けしたくて動画も撮影してみました☆
オーダーいただいた期待に添えるようにと一つ一つ丁寧に制作しております。


リフォームのご相談はHIROUMIまで

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ブレスレットの完成♪

さて、やっと完成した姿のお披露目です。

前回石留め前の姿をご紹介したパーツはメレダイヤ、カレダイヤを交互に留めて

大きなキャラ石をセンターに。贅沢なブレスレットが完成致しました。

重厚過ぎず、カジュアルにもお着けいただけるように、お客様のお肌に馴染むK18ピンクゴールドでお仕立てしました。

実は…元の姿はこちらのリング2本

お母様から譲られた古いリングのダイヤを使ってのリモデルでした。
普段はアクセサリーをお着けにならず、リングは苦手というお客様が、いつも着けていられるようなブレスレットにと、いくつもデザインを描いてご相談の結果が完成品の姿です。


古いリングなどからのリモデルの場合、どうしても石の欠けや傷があったりしますので、新品のルースをご用意する場合とは違い、欠陥カバーなども臨機応変に対応するスキルが必要になってきます。


今回のデザインも、角ダイヤの角をカバーできるようにバー状の爪で角ダイヤの2辺を隠しつつ、デザインのアクセントになるように気をつけました。
 
いかがでしたでしょうか?
ソリテールリングからのリモデルは、気軽で完成形をイメージしやすい一粒石ペンダントでのご依頼が多いのですが、デザイナーとご一緒にあなたらしいデザインを模索するジュエリーリモデルもお楽しみいただけます。
 
リモデルのご相談、お問い合わせはHIROUMI本社アトリエまで、お気軽にどうぞ♪